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小越春花(NGT48)、『こころのふた〜雪ふるまちで〜』初日舞台挨拶で「映画を通して新潟の魅力を伝えられるのはとても嬉しい」

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小越春花(NGT48)、『こころのふた〜雪ふるまちで〜』初日舞台挨拶で「映画を通して新潟の魅力を伝えられるのはとても嬉しい」

NGT48の小越春花らが出演する映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』が、3月29日(金)にユナイテッド・シネマ新潟にて初日舞台挨拶を開催。小越、下川恭平、渡邉多緒、今森茉耶、草野星華、美波が登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

・NGT48の写真 7枚

若手発掘育成と地方創生を目的とした『私の卒業プロジェクト』は、今年、新潟を舞台に第5回目となる『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を製作。新潟県新潟市と燕市を舞台に、地元に根付く文化に触れながらも、高校を卒業していく若者たちがどのような一歩を踏み出すのかが見どころとなっている。3月29日(金)にて初日を迎え、舞台であるユナイテッド・シネマ新潟で舞台挨拶が行なわれた。プロデューサーの高石がMCを務め、地元NGT48で活躍する小越春花と今森茉耶、下川恭平、渡邉多緒、草野星華、美波が登壇した。

登壇者は、元気に自身の役柄と自己紹介をし、大きな拍手の中舞台挨拶は開始。新潟で撮影された同作が最初に新潟で公開となったことに対して、地元NGT48で活躍する小越は“新潟のみなさんにまず観ていただきたいなってすごく思っていて。それは、 新潟の本当に馴染みのある風景がスクリーンに描かれていたりとか、私は普段アイドルをしているんですけど、映画を通して新潟の魅力を伝えられるのはとても嬉しい”とコメント。

続けて下川が、“この映画を撮影したのはそもそもまだ1ヵ月半くらい前で、まだなんかあんまり実感が湧き切ってなかったんですけど、こうして劇場でみなさんにお会いすると、やっとここまできたんだなと”と、オーディションが始まってから公開までの新潟の想い出を語った。

MCが渡邉に話を振ると“はい。あれ。なんでしたっけ? 質問……”という初々しい姿に、会場には笑いが起きた。それを受けてMCは、“下川以外はみんな、実は初めての映画出演ということもあり、おぼつかない部分もあります”と補足。

お気に入りのシーンについてという話題になり、目を背けた今森にMCがすぐに当てると、ほかの登壇者は“頑張れ”と声援。今森は“ヒロイン役の高校生が涙を流すシーンが好きでした”と口にし、プロデューサーの高石(MC)は“たまたま僕は脚本書いてる時に、ちょっとあれこれみんな泣いてしまうなと思いながら、4人が泣くシーンを作ろうっていう風に、思い始めて作ったんですけど、本当に彼女たちは頑張ったので、ぜひそこは観ていただきたい。注目していただきたいなと思います”と制作秘話を明かした。

同じ質問を草野に向けると“お気に入りのシーン……”と悩む姿に“みんな、話聞いてないよね”とツッコミが入る。草野は“だって前の話を聞いていると……”と述べ、舞台挨拶に慣れていない雰囲気が伝わってきた。

美波は、同質問に小越演じる愛佳役と下川演じる学役の2人のシーンを挙げ、脚本を読んだ時に“1番共感できて、1番観ていただきたい”と絶賛した。

『私の卒業』第5期には、地方の文化を紹介するというテーマもあるということで、今森は新潟の文化の1つである芸妓を体験。“お稽古をさせていただいたんですけど、すごく難しかったです。 この姿勢をずっと保ったまま踊らなきゃいけないんです”と、実演しながらその難しさを語った。また美波は、新潟の金型工場で働く従業員と、素晴らしい技術、作品に感動したことを話した。

MCが、“この映画を一言で表すと?”というお題をこの日の昼ぐらいに急遽伝えたと話すと、登壇者一同は“(考える時間が)1時間もないです”と急な振りであったことを明かした。

その流れで、MCが“草野から”と指名すると、“なんでやねん”ツッコみながらも“明日の自分への期待”と述べ、その想像以上の回答に、会場には大きな拍手が響き渡る。草野は、自身が務めた真衣役について、“自分の未来にあまり期待をしてない役であり、「どこに向かうんだろうって考えない方が楽だよ」というセリフが、最初台本をいただいた時にどう言おうと考えて、未来の自分に期待をしてないセリフなのか、それとも優しさのセリフなのかと考えた時に、私はこの時は期待をしてないと自分で言ったんですね。それは、本作を通していく中でどんどん心の蓋が開いていく、そんなことがきっと描かれてるなと思ったので、 これにしました”と短時間に関わらず、見事な回答をした。

渡邉は、“いろんな蓋”とし、“鍋にある蓋は1つしかないと思うんですよ。大きい蓋もあったり、小さい蓋もあったり、人それぞれの蓋があると思うんです。それをキャラクターそれぞれで、いろんな大きさのいろんな形の蓋をどう開けていくのかっていうことだと思うんですよね”とコメント。それを受けてMC(プロデューサー)は、“タイトルの『こころのふた』とかけて、蓋を開けるみたいなこととか、ドアを閉めるとか、そういうところにちょっと心の描写ができないかっていうことを入れ込んでます。ぜひちょっと見つけていただけたらと思います”と補足した。

下川は、“やってみたいで溢れる未来に”と回答。“実際に高石さん(MC/プロデューサー)が問題視している人口減少社会だったりをテーマに作られているんですけど、そこの役割を担うのが学くんなんです。後半に「やってみたいで溢れる社会を作りたい」っていうセリフはあるので、そこを切り抜かせていただきました”と自身の役のセリフから選んだことを明かした。

美波は、“その踏み出した一歩で未来は変わっていく”とし、“高校生たちが今後自分のやりたいことに悩み、そこで葛藤していく姿とかをいろいろ劇中で描いてるんですけど、やりたいことって年代関係なくどの世代の人たちにも当てはまるんじゃないかなって思っていて。大人になったらいろいろ仕事とか環境とかで、好きなことができないっていう雰囲気が作られてしまっているんですけど、 そういう時にこの作品を観て、少しでも背中を押せたらなと思って、このキャッチコピーにしました”と述べた。

今森は“添える”と回答。“つらくても前に進もうとしてるからこそ、心の負担を隠したり、それでも助けられたりと思ったので「添える」”と緊張しながらも、自身の想いを話した。

小越が回答する前には、高石(MC/プロデューサー)が“ちょっと余談なんですけど、小越さんに移動中にこの映画のキャッチコピーなんだと思う?”と聞いた時に、小越が“蓋っていうワードがすごくインパクトがあるじゃないですか。蓋と思った時に鍋が自分の中では出てきまして。なので、「鍋は出来たてが1番」”と語った可愛らしいエピソードも明かされ、最後には“それぞれの登場人物のいろいろな想いがあって、ぶつかる壁があって、悩みがあって、全部こう煮込んだ作品になっているんですよ”と、結局鍋の話をしながらも“観てくれたらわかります”と締め括った。

なお、同作は、4月5日(金)からイオンシネマ県央(燕市)、6月14日(金)よりヒューマックス池袋、新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマ豊洲、MOVIXさいたま、ミッドランドスクエア(愛知)、なんばパークスシネマ(大阪)、7月12日(金)よりユナイテッド・シネマ札幌にて公開される。

映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』

■出演
小越春花、下川恭平、渡邉多緒、今森茉耶、阿部 凜、草野星華、美波/八条院蔵人、姫子松柾、伊賀光成、水瀬紗彩耶、増井湖々、藤乃唯愛、田口音羽、柚来しいな、鈴川 紗由、榎本遥菜、大熊杏優、山北れもん、世良大雅、髙岡優、清水海李、高橋璃央(友情出演)、[声の出演]真飛聖、森岡豊、南北斗

脚本:高石明彦
監督:北川瞳
音楽:平野真奈

■企画協力
井上拓生 岩﨑美憲、永川大祐、渡邊景亮(以上小学館)
宮本真行(松竹事業開発本部)

媒体協力:Steenz エルタマ
後援:新潟市 新潟商工会議所 新潟市教育委員会 新潟観光コンベンション協会
協賛:新潟綜合警備保障
プロデューサー:飯田花菜子 成瀬保則 ヤマウチトモカズ
アソシエイトプロデューサー:平岡祐子
プロデュース:高石明彦 英田理志
企画・制作:The icon
お問い合わせ先:project.watasotsu@gmail.com 

【作品概要】
高校卒業が間近となった新潟の高校に通う学生たち。それぞれの夢、希望、悩み、葛藤を胸に、残りわずかな高校生活を過ごしていた。

芸能事務所からスカウトされ、歌手になることを夢見てきた愛佳。古町芸妓への内定を得たが、彼氏に打ち明けられずにいる弥生と、最近何かを隠し、自分を避けるようになった弥生の様子に頭を抱える亮介、コロナ禍の影響で工場が倒産、その影響で不登校となり、新潟に引っ越してきた真衣、若者が自分のやりたいことに蓋をしていくしかない大人の作り上げた社会に声を上げようとする学、実家の味噌蔵を世界に発信していくため海外の大学を目指す由香―――。

さまざまな状況に置かれ、人生の岐路に立つ若者たちが、卒業を前に、各々の悩みを解決していきながら、一歩前進していく学生たちの青春群像劇。

ユナイテッドシネマ新潟公開中
6月14日(金)よりユナイテッドシネマ豊洲他にて全国順次公開

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