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ペットのハトに年間60万円以上をかけて贅沢な生活をさせる女性「彼らは特別な存在」(英)

Techinsight

ハトを愛してやまない23歳の女性(画像は『The Mirror 2021年9月13日付「‘Pigeon-mad' woman spends £4,000 a year on ‘fashionista’ rescue pigeons」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

ペットを愛するあまり、高価な食事や服を用意する飼い主がいる。しかしイギリス在住のある女性は、保護したハトに最高の生活をさせるため年間4000ポンド(約60万5000円)以上を費やしているという。『The Mirror』などが伝えている。

英リンカンシャーのラウスに暮らすメギー・ジョンソンさん(Meggy Johnson、23)は、捨てられていたハトの雛2羽をペットとして飼っている。彼女はハトに“スカイ(Sky)”“ムース(Moose)”と名づけ、6週間もチューブを使ってエサを与え続けた。すると普通のペットと同じように懐くようになったそうだ。

スカイとムースはペット用品店を営むメギーさんから誕生日プレゼントやぬいぐるみを与えてもらい、さらには2台の鳥カゴがついた特別なベビーカーで外を散歩するなど“贅沢な生活”を送っているという。

メギーさんはスカイやムースとの生活について、このように明かした。

「彼らには専用の寝室があって、小さな止まり木、おもちゃ、クローゼットなど全て揃っています。彼らはとてもおしゃれで、クローゼットの中には1着30ポンド(約4500円)前後の服が17着ほどあります。それを着るとかっこいいだけでなく、糞をキャッチして家を清潔に保つことができるので実用的でもあるのです。」

これらの服にはリードがついており、ハトを肩に乗せて日光浴するのが好きだというメギーさんは庭に連れ出して新鮮な空気を吸ったり、ベビーカーに乗せて散歩にも出かけるそうだ。

ハトに愛情を注ぎ続けているメギーさんは「月に300~400ポンド(約4万5000~6万円)は使っていると思います。でも本当はもっと多いかもしれません。誕生日や保護記念日には他の家族と同じようにプレゼントをたくさん用意してお祝いしますから」と明かす。

2016年に今は亡き愛犬ピッパが散歩中、生け垣に巣があることを知らせてくれたことがきっかけで鳥を愛するようになったというメギーさんは、当時のことをこう振り返っている。

「そこにはハトの雛が2羽いて、1羽は死んでいました。私は生きている雛を拾ってコートの中に入れて連れて帰りました。野生動物保護センターに問い合わせてアドバイスをもらい、弱っていた雛の命を救うことができたのです。それ以来、ハトの救助活動を続けています。」

現在2歳になるスカイを保護したのは2019年9月で、ある男性が捨てられていた雛を彼女のペット用品店に持ち込んだそうだ。また今年5月には「目が片方しかない雛鳥を発見した」という連絡を受け、生後5か月のムースを保護した。

メギーさんは「自然の摂理に従うべきという人もいますが、私はすべての動物にチャンスを与えるべきだと思います。ムースは生まれつき目にハンデがありますがその原因は分かっておらず、外を飛ぶのは安全ではありません。獲物を狙っている他の鳥に簡単に捕まえられてしまいますから」と語る。

そんな心優しいメギーさんは、自身のペット用品店でも保護されたハト2羽の世話をしている。スカイやムースと同じように甘やかされて育った“クリー(Clee)”と“スノーウィー(Snowy)”は、たくさんのぬいぐるみやおもちゃがあるテントで寝ているそうで、この2羽のハトについてこのように明かした。

「現在生後18か月のクリーを見つけた時は、生後12週目くらいの赤ちゃんでした。『家の壁と車庫の間に挟まっている鳥を見つけた』とある人から連絡があって保護しましたが、ゴルフボールほどの大きさの膿んだしこりがあって、獣医によるとネズミに噛まれたのではないかとのことでした。クリーには抗生物質、鎮痛剤などの投与を受け、数週間後には良くなりましたが、この怪我のために飛ぶことができなくなってしまったんです。」

「同じく生後18か月のスノーウィーは神経系の病気でバランスが非常に悪く、6か月間自分で食べたり飲んだりすることができませんでした。脳の損傷のため自ら飛ぶこともできません。スノーウィーは病院の駐車場で発見された野良鳩でした。よくわかりませんが病気に感染するリスクもあったし、車に轢かれたのかもしれません。今では自分で食べたり飲んだりできるようになりましたが、何度かこの子を失うかもしれないと思ったので驚いています。」

メギーさんはハトに対するネガティブな固定観念を変え、本来は知的で優しい鳥であり、ペットとしても最適で生きるチャンスを与えられるに値することを伝えたいとして、以下のように述べている。

「ハトのことを『ew pigeon(きもいハト)』『fying rats(空飛ぶネズミ)』と呼んだりする人もいます。とても腹立たしいですが、ほとんどの人はもっと寛容です。」

「彼らとの絆は素晴らしいものです。クリーは名前を呼ぶと走ってきて、犬のようについてきます。彼らは最高のペットでとても面白いのです。手で餌を与えると、心を開いて信頼するようになります。一緒に座っていると飛びついてきたり、肩に乗ってきたりします。彼らは特別な存在なのです。」

画像は『The Mirror 2021年9月13日付「‘Pigeon-mad' woman spends £4000 a year on ‘fashionista’ rescue pigeons」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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