窓の景色と紅茶の香りに癒されて-芦屋『Tea Saloon MUSICA』で過ごす至福のひととき 芦屋市
“日常を豊かにする紅茶を気軽に楽しんで欲しい”。豊富な種類と質の良さで多くの紅茶ファンに愛され続けている紅茶専門店が芦屋市にあるのをご存じでしょうか?
1952年創業、約70年の歴史を持つ『Musica TEA(ムジカティ―)』は、日常においしい紅茶から特別に厳選された紅茶まで幅広く取り揃える老舗。また、日本で初めて本格的なポットサービスを提供したことでも知られています。
紅茶の名店としても必ず名前が挙がる同店。今回、宮塚町(芦屋市)にある『Tea Saloon MUSICA(ティーサルーン ムジカ)』を取材してきました。
場所はJR芦屋駅や阪神芦屋駅からもほど近い、穏やかな空気が流れる住宅街。昭和28年に市営住宅として建築されたレトロな外観が素敵な「旧宮塚町住宅」内の一角にあります。
やわらかな陽が差し込む店内には、紅茶にまつわる本や愛らしい雑貨などがあちらこちらに並べられ、まるでお家の中にいるようなあたたかな雰囲気。
早速、窓に向かったカウンター席に座り、定番の「スコーンと紅茶(プライド オブ スリランカ)のセット」をいただくことにしました。
同店のスコーンはよくある型抜きしたものではなく、生地を包み込んで焼いたころんとまるいタイプ。国産小麦、四つ葉バターなど素材にこだわり、砂糖は使用しない昔からのレシピを守り続けています。
香り豊かな生地はしっとり、ほろほろ。甘さ控えめのジャムや生クリームが素材の味を引き立て、紅茶との相性も抜群。
紅茶はスコーンによく合う「PRIDE OF SRI LANKA(プライド オブ スリランカ)」を。ディンブラと呼ばれるこの紅茶はコクがあり、ミルクティーにもぴったりとのこと。
茶葉を蒸らすため待つこと3分。ゆっくりと注いだ紅茶は美しい赤茶色。やさしい香りに癒され、体がゆっくりとあたたまっていくのを感じます。
ポットの紅茶はたっぷりティーカップ2杯分楽しめ、濃くなり過ぎた場合は「差し湯」のサービスがあるのもありがたいところですね。
紅茶への興味はあるけれど、知識がない‥という人も多いはず。
「正しい紅茶の飲み方はありますか?」の問いに、「茶葉をポットに入れ、沸騰した直後のお湯を注いだ後、蓋をして待つだけで誰でもおいしい紅茶になりますよ。でも、あまり難しく考えないで、自由に楽しんでくださいね」と、やさしく教えていただきました。
紅茶を飲むメリットにはリラックス作用や免疫力アップのほか、コミュニケーション能力の向上なども期待されており、忙しく過ごす現代人には嬉しい効果がたくさんあるのだそう。
ここでも窓から眺める豊かな緑に癒され、心穏かなお茶の時間が過ごせます。2杯目の紅茶を飲み終えるころには不思議と肩の力が抜けていました。
一度訪ねた人が「またここへ来たい」と思うのは紅茶の味わいはもちろん、街の中のカフェにいる感覚を忘れてしまうこの空間の魅力もあるのだと思いました。
人気店のため午後は混みあうことが多いですが、午前中は比較的ゆったりめ。自転車置き場もあるのでのんびりお出かけくださいね。
場所
Tea Saloon MUSICA(ティーサルーン ムジカ)
(芦屋市宮塚町12-24 旧宮塚町住宅)
営業時間
11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日
日曜日、第3月曜日
駐車場
周辺にコインパーキング有り