【横浜市保土ケ谷区】川島小150周年実行委がクラウドファンディング 「未来へ続く記念作りたい」
横浜市立川島小学校創立150周年記念事業実行委員会(三村栄資(えいすけ)代表)は現在、クラウドファンディングで広く支援を募っている。同会の高野香織さんは「地域の皆さんと150周年を盛り上げ、未来へ続く大切な記念を作りたい」と思いを語る。
同校の創立150周年を祝い、次の世代にしっかりと受け継ぐことを目指し7月に同会が立ち上げたクラウドファンディングの目標金額は150万円。達成額に応じて、夏場の熱中症予防にもなる「冷水機」の購入や、校庭で日陰を作ることができる「藤棚」の設置などを計画している。10月30日時点で52人から48万1703円が集まっているという。現在は、150周年児童実行委員会が作詞をした「ありがとうみんなの川島小」がデザインされた「150周年記念ソングボード」の購入準備が進められており、記念式典で披露される予定だ。
寄付は1口1千円から可能。寄付に対する謝礼については、1千円以上で「児童からの感謝状」や「記念誌リーフレット」のデジタル送付、5万円以上で「児童からの感謝状」や「記念誌リーフレットとクリアファイル」の郵送が予定されている。
同校の秦秀治校長は「節目となる年にクラウドファンディングを立ち上げていただいた実行委員会の皆さんには感謝している。また、卒業生を含む地域の方からの寄付は本当にありがたい。子どもたちが将来大人になった時に、川島小学校を応援してくれたらうれしい」と述べた。
なお、14日(金)から第2弾のクラウドファンディングの立ち上げを予定しており、同会は学校と相談しながら子どもたちにとって必要なものを購入するという。