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【ファンファン北九州#12】シャボン玉石けん社長 森田隼人さん<後編>

北九州ノコト

ラジオのトーク風景

西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

コロナに有効!石けんの力

甲木:先週に引き続き、シャボン玉石けん社長 森田隼人さんをゲストにお招きしています。

前回、会社の110年の歴史について、最初は石けんじゃなかったというお話を伺いました。手洗いの話もちらっとしましたが、コロナで石けんの売れ行きが大変なことになっていますね!

森田:そうですね。やはり衛生意識の高まり、手を洗う回数が皆さん増えてきましたので。

梁:僕も増えました。ハンカチ持ってちゃんと。(笑)

甲木:そう。(笑)

森田:我々「バブルガード」というハンドソープがあるんですけども、非常に注文多くいただきまして、この3月~5、6月でいうと前年対比5倍くらい。

梁:すごいですねー!

甲木:羨ましい話ですね!そのコロナウイルスに対して、石けんが非常に有効であるとお聞きしたんですけども。

森田:そうですね。経済産業省から委託されて、NITEというところが正式発表したんですけども。国立感染症研究所の調べによると、いわゆる石けんの成分である脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムの両方とも、かなり薄い濃度でも99.99%新型コロナウイルスを不活化すると。不活化というのはやっつける効果があるということですね。

甲木:99.99%!ほぼ死滅ですね!

森田:そうですね。我々、また別で広島大学に協力していただきまして、石けんの成分が新型コロナウイルスを99.99%以上不活化させることが実証されています。

健康な体ときれいな水を守る

甲木:シャボン玉石けんというと、「健康な体ときれいな水を守る」というキャッチフレーズがありますが、まさに命を守ることに繋がっているわけですよね。

森田:今回、私もそれをすごく思いました。当社の企業理念「健康な体ときれいな水を守る」。本当に健康、命を守ることに繋がっているなと。

甲木:ある意味エッセンシャルワーカーというか、世の中になくてはならないお仕事なんですね。

森田:このコロナ中はハンドソープだけではなくて、食器洗い、固形石鹸、洗濯石鹸など全般的に伸びました。

甲木:「洗う」ということに、ものすごく皆さん意識を集中させてますからね。

森田:加えて、「より安全なものを使いたい!」という気持ちが強くなったんじゃないかなと考えています。

北九州市立大学らと連携。手洗いで感染対策

甲木:先ほど、広島大学とっておっしゃっていましたが、広島大学とはどういうことをされているんですか?

森田:産学連携で取り組んでおりまして、無添加の石けんでウイルスに効果があるものができないかということで、広島大学のウイルス学の先生との共同研究で出来上がったのがこの「バブルガード」です。それに加えて、広島大学と地元の産業医科大学と北九州市立大学の3大学にご協力いただいて、感染症対策研究センターを同じく2009年に立ち上げました。これは、研究所の「箱」をつくったのではなく、先生方のネットワークや定例会などですね。これによって、手洗いを中核とした感染症対策・予防をしっかり広げていこうと。

というのも、医療に関わる方々は一日に30、40回も手を洗うんです。そうすると、「手が荒れるから手を洗いたくない」という声がたくさんありまして。我々の無添加石けん「バブルガード」は、手肌にやさしいくしっかり洗浄できるので、一般利用者だけでなく医療現場でも使っていただけるように、感染症対策研究センターを通して学会発表など、正式なデータをどんどん蓄積してエビデンスを元に販売先を増やしていこうと。

梁:なるほど。

森田:多くの方の手荒れを防ぐため、こういった活動をしております。

石けんで火が消える!?北九州市消防局と一緒に消火剤の研究も

甲木:大学との連携のほかに、北九州市消防局と消火剤の研究もされていますよね。

森田:はい。北九州市消防局と北九州市立大学の産官学で、石けんを使った消火剤を作っております。

梁:石けんで火が消えるんですか!?

森田:そうですね、水の中に混ぜるものなんですが。難しく言うと、水の表面張力を下げることによって濡れ性を上げるということなんですが。(笑)

梁:???(笑)

森田:イメージすると、コップの水を壁にバンっとかけると「バシャン」と弾かれますが、石けんや合成洗剤を入れてバンっとかけると「ペチャ」となってさらに浸みこんでいく。また、泡によって付着性や窒息効果が高まるんですね。

梁:なるほど!

森田:少しの水で消せる面積を増やして持続性も高めるというもので、一つの事業の柱にしていければなと思っています。

甲木:そうですね。北九州発の技術なので、世界に広げてほしいですよね。

梁:消火効率が良くなるんでしょ?

森田:抜群に良くなります!

甲木:そして環境にも良い!

知ってほしい、石けんと合成洗剤の違い

甲木:最後に、今後取り組みたいことや夢などありますか?

森田:やはり一番やりたいことは、石けんと合成洗剤の違いを一般の方にも広く知っていただくことですね。バターとマーガリンが違うもの・似て非なるもの、ビールと第3種が原料すら違うというのは、なんとなく皆さんご存じなんですね。ただ、石けんと合成洗剤に関しては、どちらも「洗うもの」と垣根なく判断されていますが、実は全く違うものです。環境にやさしいもの、肌にやさしいものを使いたいのであれば、シャボン玉石けんじゃなくても良いので、石けん成分のものを是非選んでいただきたいです。例えば、妊娠から授乳期間中はそれが当たり前になればいいなと。

甲木:なるほど。

森田:タバコなんかもそうですけど、30年前まではどこでも吸えたものが、だんだん有害性が知られてくると吸える場所も吸う人も減ってきましたよね。そういうふうに、石けんと合成洗剤の違いを多くの方に知っていただければ、石けんを選ぶ方がもっと増えて、それがご自身の体だけでなく、次の世代に繋がる環境を守ることにもなる。石けんと合成洗剤の違いを多くの方に知っていただき「シャボン玉の輪」を広げて、それによってうちの社員も楽しく元気に働いてくれたら言うことないかなと!

梁:僕、実は大ファンで!愛用しているんですよ!宣伝になっちゃうかもしれないですけど。(笑)

甲木:いいんですよ-!(笑)

梁:昔「好信楽」(西日本新聞社)という本読んで。

甲木:西日本新聞で連載していた。

梁:あの本を読んでファンになりまして。シャボン玉石けんならうちの子どもたちに使っても大丈夫だと。まだ3歳の子どもがいるんですが、シャボン玉石けんで頭から全部バッと洗って流して終わる。これも楽なんですよね!

森田:間違いないと思います!

梁:本当大好きです!!

森田:ありがとうございます!

〇ゲスト:森田隼人さん(シャボン玉石けん社長)

〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、梁京燮(同)

(西日本新聞社北九州本社)

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