スーパーのオレンジは高い!パク・ボゴムの「主婦センス」に韓国ネット共感
パク・ボゴムの親近感溢れるエピソードが、熱い視線を浴びている。
それは現在出演中のバラエティー番組での一幕。トップスターの彼が主婦のようなセンスをみせ、“あるある”が共感と笑いを呼んだ。
各メディアはもちろん、オンラインコミュニティーでも取り上げられており、「うちのお母さんと同じ」や、「私もやる」などといった声も。
パク・ボゴムの飾り気がなくキュートな姿が韓国のネット上で話題となっている。
彼が意外な一面をみせたのは、異国の地で名前を変えて別の人の人生を72時間生きるJTBCバラエティー『My name isガブリエル』の第1話でのこと。
アイルランドに住む45歳の合唱団団長ルリさんを生きることになった彼は、順応する間もなく他人の人生にいきなり飛び込みルーティーンリストを追っていくのだが、その過程でみせた姿が印象的だった。
スーパーのオレンジが高いことに気付いて返品したのだ。4個4ユーロで購入した帰り道、街の果物店で10個2ユーロで販売しているのを発見。曇った顔で思わず「あり得ない」と呟いた彼は、少し悩んでからスーパーに引き返すことに。
返品したい旨を英語で伝えなければならず断られるのではないかと不安に思いながらも、最終的には笑顔で店を出てさっきの果物店に直行。お金を節約し、お得な買い物ができたことに満足した様子をみせた。
番組内のインタビューでは、生き生きとした表情で「すごく気分がよかった」と振り返り、「この話を5回もした」というテロップが挿入されていた。
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そして、よほどうれしかったのかその後3日間、ルリさんの家族や友達にこのエピソードを自慢。子どものようなキラキラとした目で語っているシーンも。
これに韓国のネット上では、自分自身の経験を重ねパク・ボゴムに共感、安く購入できたことをうれしそうに話す姿が「かわいい」と反応する人や、「しっかり者」と感心する声まで上がり、トップスターの意外な一面に親しみを覚える人が。
また番組内では返品を決意した理由に、ルリさんのお金である点と、自分で買うと想定しても高すぎる点を挙げ、堅実な金銭感覚を持ち合わせていることを垣間見せた。
そんな彼は過去にもお金を大切にするエピソードがいくつかあり、倹約家として知られている。
それは彼の主演作『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』(tvN/2015)がヒットし、ますます知名度がアップしていた頃。ファンミーティングを開けば何千単位でファンが会いに来るスターになっていたにもかかわらず、地下鉄で移動していたのだとか。事実、当時彼の目撃談があったほどだ。
しかも今も利用することがあるそうで、今年6月4日に配信されたYouTube(ユーチューブ)チャンネル『サロンドリップ2』にゲスト出演した際には、地下鉄内でファンに遭遇した時の対応について語った。
その他、2016年には『雲が描いた月明り』(KBS2/2016)の特別版で着用していた緑色のチェックシャツが、デビュー前のものと同じであるとして話題に。少なくとも5年は着ていると推測され、熱い視線を浴びたことが。
人気を手にしても堅実さや金銭感覚はそのままの様子のパク・ボゴム。飾り気のなさが多くの人に愛されている理由の1つなのかもしれない。
(ライター/西谷瀬里)