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冬カワハギシーズン開幕戦で26尾 アタリから掛けるまでのプロセス堪能

TSURINEWS

剣崎沖で良型カワハギゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

10月27日、剣崎松輪の瀬戸丸から、今シーズン初のカワハギ釣りにチャレンジ。アタリをだしてから掛けるまでのプロセスを存分に味わえた初釣行の模様をお届けする。

瀬戸丸でカワハギ釣り

この数年、関東エリアのカワハギの模様はけして良好とは言えなかった。しかし、今年は秋の深まりとともに、相模湾の各沖をはじめ、東京湾口の剣崎沖、内房の勝山沖や南房・洲崎方面でワッペンと呼ばれる小型の生育が良好。乗合船の釣果も好調に推移しており、残る竹岡沖も水温の低下とともに楽しみな状況となっている。

舵を握る鈴木昌士船長に近況を聞くと、「小型中心だけどスタートから各所で気配は濃厚です。剣崎はポイントが多く、その日の潮流や魚の活性にあわせてセレクトしています。時どき大型も交じりますので、ハリ選びなどにも注意して釣りを組み立ててください」と話してくれた。

宙でアタリ出しゼロテンでかける

この日集まったカワハギフリークは両舷7人ずつ。私は空いていた左舷胴の間に入って、7時半に出船。港を出て目の前のポイントでエンジンスロー。

「この辺りから様子を見ていきますからね。ここのところの釣れ方として、やや浮いているカワハギもいるようで、宙でアタリをだして、オモリを着底させてからのゼロテンションで掛けている人が数を伸ばしていましたよ。潮はトロトロと流れていますので、参考にしてみてください。水深は20mですが、海底は起伏が激しいので、根掛かりには注意してやってください」と、近況を交えた非常に丁寧で釣り方のイメージがしやすいアナウンスで開始。

タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

私の仕掛けは、小型メインになるという事前情報から、ハゲバリ系、クワセ系ともに小バリを選択、船長のアドバイス通りにまず縦の釣りで底上2mの位置から竿先を揺らし、付けエサをフワフワとさせながら、ゆっくりと誘い下げ。本命のコンタクトを誘い出すことからスタートした。

早々に本命3尾キャッチ

すると、すぐに答えとして表れる。やや浮いたカワハギが仕掛けにまとわりつくような違和感のあと、「チチッ」、「カツッ」という小さなシグナルを手感でキャッチ。

そのアタリを消さないように、さらに誘い下げながらオモリを着底させゼロテンションで待つ。すると、ハリが口のなかに入ったようで、竿先をたたくような少しトルクのあるアタリに変化。魚の重さを竿の穂持ちで感じながらゆっくりとリフトしてアワセをいれる。

竿の角度は水平からやや上に構え、リーリングスピードは一定。姿を見せたのは、前評判通りの12cmで小型のオス。

次投でも宙で触りがあったものの、エサを取られてカワハギの勝ち。飽きない程度に駆け引きを楽しんでこの流しでは3尾を手にする。

コンスタントにヒット

魚の気配は十分にあったものの、船長は納得がいかなかったのか、城ヶ島方面へと移動。水深22mで再開。まずは同じ攻め方をすると、ここではやや高めの位置で盛んに触りがでたので、誘いのスピードを速めにして焦らしてからピタリと竿先を止め、ハリをかじるようなかみアタリで掛けていく。

サイズはやはり小型中心だが、ダブルを含めコンスタントに数を伸ばしていった。

ダブルヒット(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

左舷トモには知り合いの保奈美さんが、職場の同僚、池原さんと乗船。小型のアタリに翻弄されながらも、着実に数を重ねていく。

船中順調にキャッチ

私の左隣には江成さんと木下さん。前者はカワハギ釣りをやり込んでいるのが見て取れる。同行の木下さんに釣り方を伝えながら、自身ではキャストを中心に釣りを組み立て、オモリ着底後、仕掛けをリフト。

雨のなか本命キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

カーブフォールさせるなかで細かな誘いを入れて、宙で掛けたり、オモリ着底直後のゼロテンションで食わせたりと引き出しの多い釣法で、順調に数を伸ばす。

順調に数を重ねた(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

尺ハギも登場し大満足

右隣の河村さんも、熟練らしい立ち振る舞いで、確実にアタリをとらえているのが印象的だった。途中、雨に降られる時間帯こそ活性が下がったものの、昼すぎに太陽が見え始めると再び食いは活発に。

確実に確保していく(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

右舷ミヨシの池田さんは見事に尺ハギをゲット。私も宙からの誘い下げをメインにゼロテンでハリ掛かりさせるパターンで26尾を手にしたところで沖上がり。

見事な尺ハギ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

船中釣果は12~30cm6~26尾。小型中心だったとはいえ、アタリをだしてから掛けるまでのプロセスを存分に味わえた初釣行。魚は3尾だけキープして、あとは再会を願ってリリース。

下船後、船長に今後の展望を聞くと、「きょう見てもらった通り、まだ小型中心ですが、ひと潮ごとにこれから成長していきますし、何しろ今年は魚が多く感じます。ゆえにシーズンも長く楽しめるのではないでしょうか。ポイントも港から至近に点在していますし、大型船ですので、船酔いが心配な人でも安心して乗船いただけると思います。釣り方のアドバイスもしますので、ぜひ遊びに来てください」と、締めくくった。

釣趣&食味ともに最高

「エサ取り名人」と称されるカワハギ。ハリ掛かりさせるまでのプロセスと、そのあと訪れる金属的な引き味は、多くのファンを虜にしている。

食味も最高(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

加えて、食味も絶品。これから本格シーズンを迎えるこの釣りに挑戦してほしい。

<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2021年11月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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