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名張・宇流冨志禰神社の火災 不審火の可能性も視野に捜査

伊賀タウン情報YOU

全焼した宇流冨志禰神社本殿=名張市平尾で

 三重県名張市平尾の宇流冨志禰神社の本殿が全焼し、拝殿の一部も焼けた火災から一夜明けた4月28日、朝から警察と消防が合同で現場での調査を行った。昼過ぎに終了し、境内の規制線が解かれると、焼け落ちた本殿全体が確認できた。

 木の塀に囲まれた木造の本殿は、屋根が崩れ落ち、黒く焼け焦げた柱と梁がむき出しになっていた。周囲の木々にも焼け跡が残り、火災の激しさを物語っていた。鳥居の前で本殿に向かって手を合わせた高齢女性は「子どものころからあるので、本当に悲しい」と話した。

 名張署によると、この日の調査では出火原因の特定には至らず、不審火の可能性も含めて捜査を続けている。中森孝榮宮司(75)はYOUの取材に「本殿には電気も通っておらず、火の気はない」と話した。

全焼した本殿 築150年以上

 同神社の創建年は不明。1581年の天正伊賀の乱で社殿などが焼失後、1616年に再建されたとみられる。中森宮司によると、本殿は1870年に建てられ、20年ごとに修繕が行われてきた。拝殿は1934年に建てられた。

 同神社は29日に総代会を開き、今後の対応を話し合うという。

【関連記事】宇流冨志禰神社で火災 本殿全焼、拝殿も一部焼く 名張市平尾(https://www.iga-younet.co.jp/2026/04/27/114145/)

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