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阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーが関西スーパーマーケットを子会社化

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阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2O)は8月31日、関西でスーパーを展開する関西スーパーマーケットを子会社化すると発表した。今回の取引によって、H2Oの傘下で近畿地方を中心に展開するスーパーマーケット、イズミヤ及び阪急オアシスが関西スーパーに統合される。関西スーパーはH2Oの子会社に、イズミヤ及び阪急オアシスは関西スーパーの完全子会社かつH2Oの孫会社になる予定だ。

スーパーマーケット業界は新型コロナウイルス感染症の拡大によるライフスタイルの変化によって売り上げが伸びているものの、小売市場の縮小やECサイト、他業種の生鮮食品販売への参入等により、従来以上に競業他者との差別化やニューノーマルにおける競争優位性の確立が必要になっている。H2Oは関西で小売業でのシェアを高める「関西ドミナント化戦略」を掲げており、食品スーパーを核とする食品事業を牽引の1つと位置付けている。食品事業を阪急阪神百貨店などの百貨店事業に次いで、100億円以上の利益を稼ぐ「第2の柱」化することを目指し、その一環として今回の経営統合が行われた。

H2Oと関西スーパーは、2016年から資本業務提携契約を締結し、シナジー効果を追求してきた。しかし、H2Oは新型コロナの感染拡大で阪急うめだ本店など本業の百貨店は2021年3月期まで2期連続の最終赤字となった。また、2021年3月期のそれぞれの連結売上高は、イズミヤが約1446億円、阪急オアシスが約1178億円、関西スーパーが約1309億円となっている。3社の売上高を合算すると4000億円規模となる。経営統合の契約は8月31日付で締結され、一連の経営統合は来年2月の完了を目指す。

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