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舞妓さんも愛した京風の味わい。京都・松原京極商店街にある、天むす専門店「天むす 喜多」

ことりっぷ

舞妓さんも愛した京風の味わい。京都・松原京極商店街にある、天むす専門店「天むす 喜多」

一般的には名古屋の名物としての印象が強い「天むす」。天ぷらとおむすびのコラボレーションに、天むすと聞くだけでこころ踊らす人も多いのではないでしょうか。小腹を満たしてくれるおやつ代わりにも、おかずにもなる万能メニューですが、京都には祇園の舞妓さんにも愛される天むすが存在します。

祇園の割烹で修業を積んだ店主が手がける京風天むす

カウンターだけのミニマムな空間

舞妓さんにも愛される天むすを生み出すのは、京都・松原京極商店街の中に位置する「天むす 喜多」。地下鉄・五条駅から松原通を西へ9分ほど歩いたところにある、カウンター4席だけのお店です。
その名の通り天むすの専門店ですが、ユニークなのは、夜にはアラカルトの料理を注文できる割烹料理屋へと早変わりするところ。実は店主の北聡仁さんは、祇園の割烹料理の名店で修業を積んだ腕利きの料理人。2017年に修業を終えて独立される際、元々修業をしていたお店で芸舞妓さんへの差し入れとして天むすが好評だった経験から、専門店としてお店をスタートすることに決めたのだそう。

左からえび、いか、ブリ、鮭(各270円)、だし巻き2切れ(170円)

「喜多」の天むすは、一般的な天ぷらをおむすびで包んだものではなく、ごはんの上におだしにくぐらせた天ぷらを乗せ、太めの海苔で巻き上げる、まるでお寿司のようなスタイル。おちょぼ口の舞妓さんでも食べやすいふんわり上品なサイズで、まさに京風天むすといった風情です。

天むすは平日で3~5種、土日は5~8種ほどが並ぶ

具材は、定番のえびだけでなく、いかやブリ、鮭、ほたてといった海鮮から、賀茂茄子や牛肉といった珍しい素材まで、個性豊かな味わいがそろいます。お米は滋賀の低農薬のもの、海苔は有明のものを使用するなど素材にこだわりながら、具材とごはん、そして海苔のバランスを考えて生み出される「喜多」の天むすは、どれもひとつ270円とお手頃ながらも、誰かに手みやげとして渡したくなるような高級感を漂わせます。

おだしが効いた割烹仕込みのだし巻き

だし巻き2切れ170円、4切れの場合は340円

テイクアウトだけでなく、店内でいただくこともできるので、カウンター割烹の気分で味わうのもおすすめです。サイドメニューとして人気なのは、おだしがしっかりと効いた「だし巻き」。店内で味わう際は、2切れ170円から販売してくれるので、箸休めにもぴったりです。

お酒はどれも1杯660円。店主のおすすめはすっきりとした辛口の「石鎚」

お酒も充実しているので、旬の味わいをいただきながら、くいっと小粋におちょこを傾けるのも楽しみ方のひとつです。

つやっつやの黒豆1620円。ハレの日に求める人が多い

毎年お正月の頃には「黒豆」や「鴨ロース」、節分の頃には「恵方巻」そしてお雛様の頃には「ちらし寿司」と、ハレの日を彩るメニューも予約販売しています。「天むす 喜多」のお料理で、日常にちょっぴり贅沢感をプラスしてみてはいかがでしょう。

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