【川崎市】田島中野球部全国大会出場 遠征費、寄付金募る 有志が支援団体設立
軟式野球の中学日本一を決める「全日本少年春季軟式野球大会」に初出場する田島中学校野球部を応援しようと、地域有志が支援する会を設立した。来年3月に岡山県で行われる大会に多額の費用がかかることから、寄付金を募る。近くクラウドファンディングも立ち上げる。
同校は9月に行われた神奈川県予選に川崎市代表で出場し、準優勝を果たし全国大会の出場権を獲得した。顧問で監督を務める西口聡一郎教諭によると、学校創立79年の歴史で、団体競技での全国出場は初めてだという。
現在、野球部の部員数は15人。緻密な野球を突き詰め、守りでは四球を出さない、エラーを出さないことを徹底し、攻撃では走塁を絡めた小技を駆使して点を取る。「特別に能力の高い子はいない。ただ、毎日頑張れば結果が出ることを全国出場を機に、多くの方に知っていただければ」と力を込める。全国出場を決めてからは「まち全体で祝福してくれている」ことを実感する。八杉隆太主将は「全国は成長できる機会。まずは一勝を目指したい」と意気込む。
全国出場を喜ぶ一方、頭を悩ませているのが資金の問題。遠征には交通費や宿泊費、備品費など費用がかかる。西口教諭が今春に出場したチームに遠征費を聞いたところ、一人あたり約10万円必要だと判明。選手をサポートする家族分も含めると相当な額を集めなければならない。
支援する会は、窮状を知った同校OB阿部勝さんが中心となって11月に設立した。川崎で商売も営んでいる阿部さんは「地域を盛り上げる機会。子どもたちのためにも多くの方に賛同していただければ」と協力を呼びかける。
募金は3月13日まで実施。振り込み先銀行と口座番号は、川崎信用金庫小田支店006普通3058925口座名は、田島中学校野球部を支援する会代表阿部勝(タジマチュウガッコウヤキュウブヲシエンスルカイダイヒョウアベマサル)。