新ダンブルドア校長役が決定「難しい決断だった」 ─ ドラマ版「ハリー・ポッター」、初のアメリカ人主要キャスト
HBOによるドラマ版「ハリー・ポッター」でアルバス・ダンブルドア役として出演交渉中といたジョン・リスゴーが、同役を演じることを初めて認めた。
米のインタビューで、ダンブルドア役のキャスティングについて「本当に驚きました。サンダンス映画祭で別の映画の出演依頼を受けたばかりだったんです」と語ったリスゴー。作品の規模や注目度の高さから、引き受けるのは簡単ではなかったという。
「これが私の人生の最後の章を定義するものになるので、決して容易な決断ではありませんでした。でも、すごく楽しみにしています。素晴らしい人たちが再び『ハリー・ポッター』に注目している。だからこそ、難しい決断になりました。打ち上げパーティーでは87歳くらいになっていると思いますが、僕は “イエス” と答えました。」
HBOはリスゴーの起用についてコメントを避けており、現時点で正式な発表はされていない。しかし、今回のリスゴーの発言から、ダンブルドア役は確定とみて良さそうだ。ちなみに、映画『ハリー・ポッター』シリーズでは主にイギリス人俳優が起用されていたため、アメリカ人であるリスゴーが主要キャラクターを演じるのはシリーズにおいて異例のキャスティングとなる。正式発表を楽しみに待ちたい。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は、原作小説全7巻をシーズンごとに1巻ずつ、約10年かけて描く大規模プロジェクト。原作に忠実な翻案となり、物語を深く掘り下げるという。撮影は映画版と同じワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンにて実施予定。米HBOにて2026年末から2027年初頭のリリースを目指している。
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