新たな子どもの社交場に 平塚市山下に駄菓子屋
「学校が終わってすぐに駆け付けた」。ワクワクした表情の子どもたちが、ある店の前に溢れた。7月11日にオープンした「ニュー☆ヤマシタ」(平塚市山下1の38の49)だ。昼は駄菓子屋、夜は居酒屋を営む。
立ち上げたのは、潤工務店(根坂間)の社長で合同会社ニューの代表社員である加藤潤一さん(40)。「地域の子どもたちを見守る場やハンディキャップがある人が活躍できる店をつくりたかった。利益を出すために居酒屋も経営している。いずれは子ども食堂や無料学習塾も開きたい」。
同店で買い物した新倉梨愛さん(勝原小1年)は「楽しかった」といい、母親は「まちや子どもにとって良いこと。ありがたい」と話した。