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新開地駅から北西に徒歩5分。黒字に白文字で「Diner ラウドスピーカー！」（神戸市兵庫区）と大きく書かれたインパクトのあるお店を発見！ここは今年1月にオープンした、ランチ営業も行う居酒屋です。

なに屋さんなのかと気になっている人も多いのでは？店名を英訳すると「拡声器」。はじめは「いらっしゃいませ」の呼びかけから、何度も通ううちに「いらっしゃい」に変わる、そんなお客さんとの距離感を大切にしていきたいとの想いで名付けられました。

ランチは「日替わり」「からあげ定食」「カレー」の3種類用意。ボリュームたっぷり、すべて700円というこの時代に破格の価格です。

オーナーの牧野さんと店長の松浦さんが近隣のランチを食べ歩いたうえで“どこのお店よりもリーズナブルに提供したい”と思い切ってこの値段に決定したのだとか。

今回は「からあげ定食」を実食しました。唐揚げはプラス50円で、トリマヨやトリチリ、南蛮に変更することも可能です。

約4個の唐揚げのうち、ひとつは骨付き。醤油や生姜、にんにくなどが入った自家製タレに漬け込み、2度揚げすることで外はサクサク、中はジューシーに仕上げていきます。

ほんのりにんにくがきいてがっつりボリュームはありますが、だれもが慣れ親しんだおいしさで、あっという間に完食できました。家庭的な味わいだからこそ、毎日食べても飽きがこなさそう！

小鉢も“おうちのおかず”をコンセプトに、肉じゃがや魚系など日替わりで登場。スープはわかめスープ（写真）をはじめ、みそ汁やかす汁などから選べることもあります。

そのほかルーを使わずに仕上げる「牛すじカレー」も隠れ人気。フルーティーだけど甘すぎず、程よい辛さがきいたクセになる逸品なのだとか。

かつて新開地の弁当屋で腕を振るっていた牧野さんのレパートリーは幅広く、お弁当としてテイクアウトも可能。近ごろ、お祭りの屋台のように気軽に購入できる「からあげ」（500円）や「ポテト」（200円）などの食べ歩きメニューも新登場したそうです。

夜は、ドリンク2杯と本日のおばんざい2種が付いた「せんべろセット」（1000円）もスタンバイ。各テーブルでプチ焼肉をすることもでき、ジンギスカン（1200円）や豚足（1本、600円）などをお酒に合わせるのもいいですね。

足繁く通ううちに“ただいま～！”とつい心がゆるんでしまいそうな、アットホームという言葉が似合う同店。お客さんの年齢層は20代から60代まで幅広く、おひとりさまも多いそうで、次回はそんな雰囲気にのまれながら居酒屋使いをしてみたいと思いました♪

店舗
Diner ラウドスピーカー！
（神戸市兵庫区中道通1-3-16 シャルム中道1F）

営業時間
12:00～お客さんの状況次第で閉店（目安22:00頃）
※土・日曜、祝日はランチなし

定休日
不定
※公式Instagramから確認を

TEL
078-954-5325