都会で叶う上質な湯治体験!『神戸みなと温泉 蓮』で過ごす日帰り温泉と美食の一日 神戸市
神戸港を望むベイエリアに位置する新港町の『神戸みなと温泉 蓮』(神戸市中央区)。ラスイートグループが経営する天然温泉宿泊施設で、昨年12月に開業10周年を迎えました。
三宮のにぎわいから少し離れた立地と趣のあるエントランスが、日常と非日常の切り替えを自然に促してくれます。
回廊に沿って進むと日本庭園が広がり、石庭や四季折々の景色を楽しむことができます。ゆったりとした空気が流れ、これから始まる滞在への期待が高まります。
宿泊と日帰りで入口が分かれており、今回は「日帰り温泉プラン」を利用。赤い暖簾の入口から入館し、靴をロッカーに預けた後、フロントで受付を済ませて温泉へ向かいます。
地下約1,150メートルから湧き出る自家源泉は「神戸みなと温泉」と名付けられ、内湯と露天風呂の両方で天然温泉を楽しめます。
内湯には、高濃度炭酸泉や月替わりの暦風呂、水風呂、かけ湯などが用意されています。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、つるりとした肌触りが特徴の「美肌の湯」として親しまれています。
ドライサウナは約85度から90度に設定されていますが、温泉療法専門医による監修のもと、ミストサウナは約45度に、水風呂は少し高めの30度と身体への負担を抑えた温度設計が施されています。
内湯から露天風呂に向かう途中には、この「足湯回廊」を通ります。左側は普通のタイルですが、右側はごつごつの石がすきまなくびっしり敷かれ、歩くたびにツボを刺激してくれます。が、筆者はあまりの痛さに途中で左側に避難しました。
露天風呂エリアでは湯船に段差を設けた棚湯が広がり、立ち湯から寝湯まで、庭園を眺めながら多様な姿勢でくつろげます。
源泉かけ流し湯や壺湯も用意されており、いろいろなお湯を長く楽しむため合間に休憩できる「御休み処」もあります。
入浴後はリファのドライヤーで髪を乾かし、館内3階にあるリラクゼーションラウンジ「空と海」へ。ほとんどのプランにワンドリンクが付いているので、ソファ席で湯上りの一杯をいただきます。
奥にはマッサージチェアも設置されており、各席でテレビを視聴できるなど、過ごし方の選択肢が豊富です。
そして今回のもうひとつのお楽しみがこちら。今回利用している「天然温泉と特別昼御膳のランチプラン」(税込5,390円~)にはお昼の御膳が付いているので、御食事処「水蓮」に移動します。
たくさんの小鉢が並ぶお重と小鍋は入浴後の身体にやさしく寄り添う味付けで、素材の良さが感じられます。聞けば、北新地の高級割烹「かが万本店」などで腕を磨いた総料理長・島 武行さんの監修によるものだそう。
ひとりでの利用なら、こちらで過ごすのも粋。カウンターでアラカルト料理を少しずつ楽しめます。
出汁の優しい香りとともに心惹かれたのは冬に嬉しいおでん。種類豊富に揃っており、日本酒とあわせたくなりますね。
ところで、『神戸みなと温泉 蓮』がすごいのは「温泉利用型健康増進施設」と「運動型健康増進施設」の認定を受けていること。双方で認定されているのは西日本で初、全国でも2例目です。
温泉、医療・福祉、運動、応急などの専門資格を持つスタッフが常駐し、病気になりにくい身体づくりや心のケアなどを積極的に実施。フィットネスやヨガ、スポーツマッサージなど多彩なプログラムが用意されています(別途要料金)。
昨年12月には「温泉宿・ホテル総選挙2025」において「湯治ウェルネス部門」で全国1位を獲得。4年連続の受賞に全国からも注目が集まっており、都会で湯治が叶う希少な場所といえます。
フロントのロビーでは、『神戸みなと温泉 蓮』の温泉の素に加え、オリジナルの手延べそばやうどん、きしめんを販売しています。
他にも、『ル・パン』の人気スイーツである瀬戸内レモンケーキやサブレなどのスイーツも並び、手土産としても選ばれています。
帰りは30分間隔で運行される無料シャトルバスを利用し、三宮駅まで快適に移動できました。
今回のプラン以外にも、ランニング後に温泉を楽しめるランステーションプラン(税込1,320円~)や、朝食ブッフェ付き(税込5,280円~)に豪華な本ズワイ蟹食べ放題付き(税込18,700円)などたくさんの日帰りプランがあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
場所
神戸みなと温泉 蓮
(神戸市中央区新港町1-1)
TEL
078-381-7000