「知事の判断を尊重したい」小菅淳一上越市長 花角知事が柏崎刈羽原発再稼働を容認
新潟県の花角英世知事が2025年11月21日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を容認すると表明したことについて、原発から5~30kmの避難準備区域(UPZ)内にある上越市の小菅淳一市長は同日、「知事の判断を尊重したい」とのコメントを発表した。花角知事は臨時記者会見で、安全対策や避難路整備などを条件に再稼働を容認する考えを明らかにした。柏崎刈羽原発が再稼働すれば、東京電力の原発としては2011年の福島第一原発事故後初めてとなる。
知事はこの日の夕方、臨時記者会見を開き、原発の安全性向上や県民への丁寧な説明、避難路の早期整備、東京電力の信頼性の監視など、7項目の国への確認事項を挙げ、「確約をいただいた上で、県として(再稼働の理解要請を)了解したい」とした。そして「(再稼働容認の)判断を行ったことと今後知事の職務を続けることについて、県議会で信任または不信任の判断をいただきたい」と述べ、「信任できないということであれば辞める」と話した。
小菅市長はコメントで、花角知事が様々な手法で県民の考えを把握するとともに、意見交換で求めた県民の避難計画に関する理解促進や避難路の整備などを含めた原子力防災体制の強化、県民の不安解消に向けた原発の安全審査などは7項目に含まれているとの認識を示した上で、「この度の判断は、そうした経過を踏んだ上で熟慮され、出された結果と受け止めており、知事の判断を尊重したい」とした。
小菅市長は14日に長岡市で行われたUPZ内の7市町の首長と知事との意見交換会でも「知事の判断を尊重する」との考えを示していた。
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