初詣は辰の一代様【愛宕山橋雲寺】
新年あけましておめでとうございます。今年もまるごと青森は「知ってうれしい」「教えて楽しい」情報をたくさんお届けします。よろしくお願いいたします。
さて、これまでブログでも紹介してきた津軽一代様。
青森県津軽地方の風習で、自分の干支を守り神とした信仰のことです。津軽地方には干支ごとに決められた神社仏閣があり、初詣をはじめ、厄払い、受験、就職など、人生の節目には自分の一代様をお詣りする風習が定着しています。
今年は辰年。辰年の一代様は弘前市岩木地区にある「愛宕山橋雲寺」通称愛宕さま。ということで初詣に行ってきました。
鳥居をくぐって歩いて行きます
私の家族に辰年がいるので、毎年愛宕さまを参拝していますが、今年は例年よりも参拝客が多かったです。辰年の人だけでなく、今年の守り神を参拝する辰年以外の人も多かったのだと思います。
奥の院を目指して山道の石段を登って行きます。早速寝正月のつけが回ってきて、足腰がガタガタです。。。マイペースで一歩一歩進んで行きます。
心臓破りの石段だけど、とても落ち着く空間です
途中立派な杉の巨木が出迎えてくれます
奥の院が見えてきました。辰の守り本尊「普賢菩薩」の生まれ変わりとされる「勝軍地蔵」が祀られているそうです。普通の地蔵とは異なり、白馬にまたがっているとのこと。現在開帳はされていませんが、見てみたいですね。
皆さましっかりお詣りしていました
とても強そうな狛犬
奥の院の途中に本堂があり、こちらにも手を合わせます。奥の院まで登るのはちょっと大変という人は、こちらの本堂でしっかりお詣りするという人もいらっしゃるとのこと。実際こちらの本堂の方が参拝客で溢れていましたよ。
本堂では、お守りやおみくじを購入できます
新年早々発生した能登半島地震で、まだまだ多くの人が助けを求めています。救助活動が順調に進むように、そして災害が少しでも減るように手を合わせました。
参拝後、愛宕さまのすぐ近くにある「あたご温泉」に立ち寄り、冷えた体を温めました。独特のモール臭とツルツル感があるお気に入りの温泉です。初詣、初温泉と、津軽の正月を満喫しました。今年も良い年でありますように。
風呂道具、いつも積んでますが何か?笑
あたご温泉の玄関。愛宕さまに参拝したお客様が多かったのか混雑していましたよ
入浴後は、フルーツ牛乳で整う人いるでしょ?
by りんごすたー2.0