役所広司本人も登壇するトークイベントがある特別展【LIVING IN CINEMA 俳優 役所広司】充実のラインナップで上映会も開催〈鎌倉市川喜多映画記念館〉
70歳の俳優・役所広司の足跡をたどる特別展と上映会、そしてトークイベントには本人も登壇するという、秋の「鎌倉市川喜多映画記念館」は〝役所広司祭典〟の趣である。出演衣装やシナリオ、シーン写真などの展示物が長いキャリアを物語っているが、一方で上映スケジュールもWEEK1からWEEK7まで「俳優 役所広司」に触れて味わえる充実したラインナップだ。
9月21日(月・祝)の『タンポポ』(AM10:30~)、『Shall we ダンス?』(PM14:00~)を皮切りに、大ヒット作品から映画祭受賞作品まで全16作品が日毎にかわるプログラムで上映される。仲代達矢が主宰する俳優養成所の「無名塾」で演技を磨いたことは周知の通りで、前職が役所勤め(公務員)だったことと、「役」どころが「広く」なることを願って、仲代が命名した芸名はつとに知られている。
第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した2023年の作品『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダース監督はこう言う。
「〝架空の人物を、本当に存在するように〟撮影することができたら。そんな夢のようなことが可能だと、私は役所広司に教えられた」。
突然社交ダンスに熱中するサラリーマン(『Shall we ダンス?』)、弱小暴力団のヤクザ(『シャブ極道』)、ヤクザも逃げ出す荒くれベテラン刑事(『孤狼の血』)、全国指名手配中の連続殺人鬼(『恐怖の二十四時間』)、長い刑務所暮らしを経てまっとうな人生を歩もうとする男(『すばらしき世界』)、武士の大義のために暴君を討たんとする男たちのリーダー(『十三人の刺客』)、そのほか、作家井上靖の自伝的小説の主人公(『わが母の記』)、トイレの清掃員として静かに暮らす男(『PERFECT DAYS』)etc……
まさに架空の人物(役どころ)を本当に存在するように、役所広司は(広く)登場する。
特別上映(上映+トークイベント)*ゲストとして役所広司、登壇予定
◆TALK1 9月26日(土) 13:30~ 『Shall weダンス?』+周防正行監督
◆TALK 2 10月12日(月祝)13:30~『すばらしき世界』+西川美和監督
◆TALK 3 11月21日 (土)13:30~『 CURE キュア』+黒沢清監督
◆TALK 4 12月12日(土) 13:30~『PERFECT DAYS』+高崎卓馬、矢花宏太
◆申込方法:締切等詳細は、鎌倉市川喜多映画記念館公式サイトをご覧ください。
HP:https://kamakura-kawakita.org/