宮西達也の人気絵本が家族で楽しめるステージに 神戸朝日ホールで舞台「おまえ うまそうだな」上演 神戸市
神戸朝日ホール(神戸市中央区)で10月13日、宮西達也作の人気絵本「ティラノサウルスシリーズ」を舞台化した「おまえ うまそうだな」が上演されます。
「おまえ うまそうだな」は、ポプラ社より発行された『おまえ うまそうだな ティラノサウルスシリーズ』の1作目。
シリーズの累計発行部数は全世界で2500万部以上となり、日本のみならずアメリカやフランス、中国や韓国などでも翻訳出版されるなど、世界中で愛されている作品です。親子の絆や愛以上を描いた同作は世界中の子どもたちはもちろん、その親をはじめとする多くの大人も魅了しています。昨年には発行から20周年を迎え、アニメーション化も進行中。
舞台「おまえ うまそうだな」の公演は、10月5日・6日のかめありリリオホール(東京)を皮切りに、大阪・兵庫・群馬・栃木と全国4か所で実施されます。「おまえ うまそうだな」と「きみはほんとうにステキだね」の2本のおはなしが上演され、ティラノサウルスとその仲間たちがオリジナルの楽曲と共に物語を紡ぎます。
着ぐるみのティラノサウルスをはじめ、ウマソウ(アンキロサウルスの赤ちゃん) ・キランタイサウルス・プテラノドン・トリケラトプスなど様々なパペットの恐竜たちが続々と登場。ティラノサウルスの声は、アニメ『【推しの子】』や『マイホームヒーロー』などでキャラクターボイスを担当する声優・伊東健人さんが演じます。
伊東さんは「いったいどんなステージになるのか、自分の想像が追いついていません。作品たちと、過去メディア化され表現された世界やキャラクターたちに敬意を払いつつ、ティラノサウルスをめいっぱい演じます。大切な人を想いながら、またはご一緒に!ご覧いただければと思います。劇場でお待ちしています」と意気込みを語っています。
<ストーリー>
生まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんは、広大な大地で一人ぼっちで寂しく泣きながら歩いていると、大きな影に出会います。その影は、「おまえ うまそうだな」とヨダレを垂らしたティラノサウルスでした。
しかし、このティラノサウルスは、アンキロサウルスの赤ちゃんを食べようとした瞬間、赤ちゃんが「おとうさーん」と彼の足にしがみつきます。これに驚いたティラノサウルスは、赤ちゃんを食べることができず、二人の不思議な親子のような関係がはじまります。
<記者のひとこと>
家族のあたたかさ、大切さを教えてくれる優しい物語にきっとあなたも心を掴まれるはず。小さな子どもの観劇デビューにもぴったりな内容だそうですよ。
場所
神戸朝日ホール
(神戸市中央区浪花町59-1)
兵庫公演
2024年10月13日(日)
問い合わせ
キョードー東京 0570-550-799
(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)