【花火を見るポイントは“風”!】26日は札幌で花火大会 北海道の週間天気予報/気象予報士執筆
北海道のあす26日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
夏休みシーズン突入!
道内でも夏休みシーズンに入りますね。このイラストは、花火大会。あす26日(金)は豊平川の花火大会が、午後7時40分から始まりますね。天気の崩れはなさそうですよ。
さて、花火がきれいに見られるかは風も大きく関係します。
風がまったくないと、煙がとどまって、かすんでしまうことがあるんですが、3メートル前後「そよ風程度」の風があると煙が流されてキレイに見られると言われています。
あす夜の札幌の風は…
ズバリ3メートルくらいで、花火がキレイに見られます。北風ということは、煙は北から南に流れるので、風上側の北側で見るのがおすすめですよ。## 26日(金)の全道の天気と気温
この週末は各地でイベントが開催されます。夏休みの思い出を作るためにも、気になるあす26日(金)の天気と気温から見ていきましょう。
日本海側は晴れて暑くなります。その他は雲が広がり、道東方面では比較的涼しくなりそうです。オホーツク海側の最高気温は20度くらいでしょう。
あすの時間ごとの天気。道央・道南からです。
日中は日差しが出るでしょう。あすは室蘭でも花火大会が予定されていますが、天気の崩れはなさそうです。
各地で夏日。こまめに水分補給をしましょう。
道北・空知です。
広く晴れるでしょう。最低気温はきょう25日の朝と同じくらいです。
日中は内陸で25度以上の夏日になりますが、稚内は19度にとどまるでしょう。
道東・オホーツク海側です。
雲が広がり、午前を中心に霧のかかるところがあるでしょう。日中は天気の大きな崩れはなさそうです。
十勝地方の暑さもおさまり、涼しくなるでしょう。
夏休みの見通し
最新の1か月予報で、夏休みの天気を見てみましょう。
今年も暑くなる見通しです。
来週は曇りや雨の日が多いので、宿題は早めに済ませましょう。
再来週は晴れて、真夏日続出です。しっかり熱中症対策をしましょう。
夏休み後半は短い周期で天気が変わるので、毎日天気予報を見てくださいね。
楽しい夏休みにしてください。
26日(金)からの週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
土日も割合穏やかで、最高気温は内陸で30度近く。オホーツク海側でも暑さが戻ってきます。紫外線と熱中症対策が必要です。
つづいて、太平洋側です。
函館は雨雲の通り道。土曜の午後から雨が降りやすいでしょう。
そのほかは土日は大きな崩れはなさそうです。気温は高めですが、極端な暑さにはなりません。
26日(金)の札幌の朝昼晩
では、あすの札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼間は木陰のベンチに座ってますが、30度を超えるような暑さにはなりませんね。
昼間は風も出て、木陰などでは過ごしやすいかもしれせん。そして、夜は浴衣を着て花火大会に向かっています。天気の崩れはなく、浴衣でも夜は寒くないでしょう。
※25日(木)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
編集:Sitakke編集部IKU