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自家製練りゴマが肝のオリジナル担々麺 東京ローカルな本格中華「信悦」

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ラーメンの中でも、各店によってスープ、麺、辛さ、トッピングなどバリエーションが豊富な担々麺だが、調布市仙川の「中華料理信悦(しんゆえ)」の担々麺の一番のこだわりは「自家製練りゴマ」だという。

 

和の食材を取り入れた「自家製練りゴマ」

本格的な中華料理を提供する「信悦」では、「日本人に合う中華料理」をコンセプトに、チャーシューの煮汁に昆布だしを使うなど、本場の味をベースに和の食材を取り入れ、有田焼や九谷焼などの和食器で料理を提供する。こってりとした担々麺を軽くするため、試行錯誤した結果、香りもよくなる「きな粉」をゴマに加え、独自の練りゴマが完成。スープがよく絡まる細麺に四川料理ならではの辛みをきかせ、店主曰く「胸焼けのしない」担々麺ができあがった。

 

「料理の鉄人」にあこがれ

飲食店を手がける父親と料理好きな母親の下で育ち、子どもの頃から自然と料理に興味があったという店主。中でも人気番組「料理の鉄人」で大胆に中華鍋を振る中華料理人にあこがれ、小学3年生の時に将来中華料理店を開くことを決意したという。

夢の実現に向かって専門学校で中華料理を専攻し、卒業後には「南国酒家」や「JASMINE(ジャスミン)」など都心の有名中華料理店で経験を重ね、2020年2月、夢を実現する同店をオープンした。

 

本場の味、汁無し担々麺も

担々麺は「信悦担々麺」のほか、担々麺発祥の地の味を再現した「成都汁無し担々麺」、夏には限定で「信悦冷し担々麺」も用意し、それぞれに合った太さの麺を使って、趣の異なる料理に仕上げている。

料理はほかに、餃子などの定番メニューや、一番人気の「よだれ鶏」、肉団子を薬膳スープで煮た「獅子頭スープ」など、四川や広東料理を中心に本格中華料理を味わうことができる。

中華料理信悦の「成都汁無し担々麺」

 

通称「安藤ストリート」

立地する調布市仙川の街は店主が子どもの頃からなじみのあった土地。駅周辺は開発が進み、安藤忠雄さんが設計するビルなどが立ち並ぶ通称「安藤ストリート」と呼ばれる通りに店はある。

日常使いはもちろん、安藤ストリートの劇場やギャラリーなどで芸術鑑賞のあとの落ち着いた食事、お祝いに本格中華のコース料理など、幅広いシーンで利用できる。

 

開業すぐにコロナ禍が直撃したが、常連客もつき、アルコール提供休止の直前には駆け込み客も多かったという。開業当初「地元の自慢の店と呼ばれる店にしたい」と話していたが、それも実現しつつあるのではないだろうか。

■中華料理信悦Instagram 

文・写真|土田真樹子

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