第四北越銀行、統合後4年連続で新潟県内シェア6割強をキープ 東京商工リサーチ調査
第四北越銀行
株式会社東京商工リサーチ新潟支店は8月21日、新潟県内のメインバンクについての調査結果を発表した。
それによると、県内2万8171社のメインバンクのトップは、第四北越銀行の1万7860社(シェア63.40%)だった。前年調査から0.02ポイント上昇し、4年連続で6割強と依然として高いシェアを維持していた。同行は全国のランキングでも前年調査と同じく12位(全国シェア1.13%)にランクインした。
2位は、大光銀行の3680社(シェア13.06%)、3位には新潟縣信組の1202社(シェア4.27%)がランクインした。なお、3位の新潟縣信組は全国の信組ランキングでも前年調査と 同じく3位にランクインしている。
また、はばたき信組が三條信組との合併で前年調査の11位から8位にランクアップした。
新潟県に本店を構える金融機関のメインバンク取引社数ランキング(東京商工リサーチの報道発表より)
メインバンク別に、取引先企業の売上高、最終利益(2023年1-12月期)を対象とした「取引先企業増収増益率ランキング」では、第四北越銀行の構成比が前期の33.95%から36.52%に上昇し、全国8位となった。
県内19金融機関のうち、前年同位は15金融機関、ランクダウンは3金融機関、ランクアップが1金融機関だった。業態別のシェアとしては「銀行」が76.46%、「信用金庫」が14.61%、「信用組合」が8.93%となり、県内においては「銀行」をメインバンクとしている企業が8割近くに達した。