成長を祝う社内イベントで親と子が向き合う時間を創出 ランクアップが「2分の1成人式」開催
ランクアップ(東京都中央区)は1月13日、社員の子供が10歳を迎える節目を祝う「2分の1成人式」を、企業イベントとして実施したことを発表した。
同社は、継続的に社員の子育てをサポートすることは、単なる福利厚生ではなく、企業の社会的責任での一環と位置付ける。社員が等しく挑戦し続けられる企業風土の醸成と、独自の福利厚生制度の充実をはかっている。
ランクアップが「2分の1成人式」を開催 親と子が向き合う時間に
政府が「異次元の少子化対策」の実現を掲げる中、同社は社員のキャリア継続と、子供の夢の育成の両立を実現することが、少子化の流れを変える鍵になるとしている。従業員約100人のうち8割が女性社員、そのうち約半数がママ社員という同社は、「子育ても、キャリアも、あきらめない」という理念の下、子供の成長を企業全体でサポートする環境づくりに注力する。
「2分の1成人式」は、20歳(成人)の半分である10歳を迎えた子供たちの成長を祝い、親子で将来について語り合う機会として広く知られている。同社は成長の節目を一緒に祝い、親と子が向き合う時間を創出する機会として、2024年から続けている。
親から子への手紙の朗読やお仕事体験など実施
初回は対面開催で、親から子への手紙の朗読やお仕事体験なども実施。社員からは「家族であらためて将来の夢を話し合う、とてもよい機会だった」「色紙に書いた夢を部屋に飾ることで、日々意識できるようになった」という声が寄せられていた。
これまでの経験から、当日は各家庭で色紙に夢や目標を書き込む時間を設け、事前に贈呈した記念証書・色紙・記念品を、保護者である社員が渡して成長を祝う形にした。今回はインフルエンザの拡大を考慮して家庭での実施を基本としたところ、祖父の立ち会いの下、実家でサプライズで行った社員もいたという。
どのライフステージにいても隔たりのない働き方ができる環境づくり
「社員と家族の幸福」を重視する同社では、子育て期の社員も活躍できるユニークな環境づくりを推進している。
月刊総務オンラインでも既報の通り、社員の子供を対象とした夏休みの自由研究イベントの恒例化や子連れ出社制度のほか、成長で使わなくなった育児グッズの社内譲渡イベントを企画するなど、社内コミュニケーション活性化にもつなげている。
また、どのライフステージにいても隔たりのない働き方になるよう、子育て社員の1日を若手社員が体験する「育業体験」などで、同僚への理解を促進。社員の突発的な休業を減らす取り組みとして、病児シッター料金を会社が全額負担する制度も設けている。
同社の育児憲章「7つの子育てランクアップ!術」は、本誌2024年6月号でも紹介しており、育児支援制度づくりのヒントが得られる内容となっている。
社員のエンゲージメント向上への取り組みの一環としてファミリーイベントを企画する企業の中には、家族とできる食の体験型プログラムや、子供の仕事体験を行った事例もある。
発表の詳細は同社公式リリースで確認できる。