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吉崎海岸のちょい投げ釣りでシロギス22匹キャッチ【三重】濁りとゴミをかわして好釣

TSURINEWS

キスキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

三重県四日市市の吉崎海岸でキス釣りを実施。ゴミと濁りが気になるコンディションの中、工夫しながらポイントを探り、18cmを筆頭に22匹をキープ。今シーズン自己最高の釣果に満足の釣行となった。

吉崎海岸でキス釣り

8月のキスの状況を確認しようと8月13日、三重県四日市市の磯津漁港の南側に広がる吉崎海岸へ出かけた。当日は中潮で満潮が午前8時14分。満潮から下げの時間を狙い7時半前に到着した。

今シーズンのキスの投げ釣りは、6月5回と7月2回の7回の釣行。釣果は4~20匹で合計85匹をキープ。1回平均12匹、最長は17cm止まりだ。暑さの影響で釣り時間は7回で25時間ほど。1回平均3.5時間、時速3~4匹のヒット率だった。もっと釣果を上げている人もいると思うが、個人的には苦戦続きだ。

吉崎海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

早朝は雲が多く涼しいと思ったが、雲が簿れてくると蒸し暑くなってきた。人気の釣り場で釣り人は多く、圧倒的にルアーの人が多い。

当日の仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

空いている場所を探して南堤から南向きにテクテク歩いていく。海岸には打ち上げられたゴミが多くてビックリ。それに海は前日の降雨の影響で濁っている。波打ち際はゴミが帯状になって寄せては引いてを繰り返す。投げるときは海岸のゴミ、仕掛けを回収するときは波打ち際のゴミに注意しないと引っ掛かってしまいそうだ。

16cmのキス登場

なんとかサオを出せそうなスペースに道具を置いて場所を確保。早速サオを伸ばし、ジェットテンビン15号と投げ用4本バリ仕掛けをセットする。そしてカットしたイシゴカイをハリに刺した。

吉崎海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ゴミに引っ掛からないように仕掛けを浮かせて投入。投げにくいので80mほどで着水。ゆっくりリールを巻いてくると、50mくらいの近揚でコンコンとアタリが出た。止めて追いアタリを待ったが反応は続かず回収。ゴミを避けて上げると16cmのキスが顔を出した。

ダブルヒットも

1投目からのヒットに気分は最高。次は50m前後を狙い撃ちしていく。ポツリポツリとキスのシングルヒットが続くが、イトにも仕掛けにもゴミが引っ掛かって釣りにくい。

コンコン、プルプルのアタリにはキスがダブルヒット。まだまだ小さいキスも食ってくる(リリース)。ブルブルと今日イチのアタリには今シーズン最長の18cmが飛び出してうれしかった。

ダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

近場でアタリが遠退くと遠投して探る。場所移動ができないので左右に投げ分け、濁り、ゴミ、暑さに負けずキスを上げ、昼前にサオを納めた。

4.5時間で14~18cmのキス22匹キープ。これで累計8回で107匹。1回の平均は約13匹。ヒット率は時速4.8匹。低レベルだが個人的には今シーズン最高の匹数、型、平均釣果、ヒット率をマークできて満足だ。

秋口でも油断禁物な紫外線対策

9月に入っても、釣り場では日差しが強く、肌へのダメージはまだまだ侮れない。特に海岸のような開けた場所では、照り返しも加わって紫外線の影響が倍増する。快適に釣りを楽しむためにも、露出部分にはしっかりと日焼け止めを塗っておくのが基本だ。

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年9月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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