【井の頭線カフェ日和】浜田山駅 朝の光と焼き菓子の香りに包まれる。「ou(オウ)」で味わう、記憶に残るやさしい甘さ
渋谷から吉祥寺を結ぶ「京王井の頭線」。全17駅をつなぐこの路線は、都心に近いのにどこかのどかで、ゆったりとした空気が流れるのが魅力です。
駅ごとに個性豊かなカフェが点在しているのも、井の頭線ならではの楽しみのひとつ。ふらっと途中下車したくなるような、とっておきの一軒に出会える路線です。
そんな京王井の頭線沿線で、カフェ好きの私が見つけたお気に入りのカフェを巡るシリーズ。
記念すべき第2回目は「浜田山駅」。
焼き菓子の香りに包まれながら、ゆったりと過ごせる一軒をご紹介します。
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京王井の頭線「浜田山駅」すぐの2階にある「ou(オウ)」。焼き菓子とコーヒーを軸に、モーニングやランチも楽しめるカフェです。
店内に広がる焼きたての香りと、穏やかな空気感が心地よく、思わず長居したくなるような雰囲気。きび砂糖やてんさい糖を使用したお菓子は甘さが控えめで、素材の風味をじんわりと感じられます。クラシックプリンや季節のタルトなど、日常にそっと寄り添う一皿に出会える場所です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
焼き菓子の香りと光に包まれる、心地よい店内
「浜田山駅」からすぐ、階段を上がった先にある「ou」。
扉を開けた瞬間、ふわっと広がる焼き菓子の香りに思わず頬がゆるんでしまいます。ショーケースやカウンターに並ぶのは、スコーンや季節の焼き菓子たち。
奥様が手がけるお菓子は、果物を主役にスパイスやハーブを組み合わせ、ひとくちごとに変化を感じられる構成が印象的です。
店内は白い壁とウッドのインテリアを基調に、中央にはグリーンが配置された落ち着いた空間。壁にはタペストリーやステッカーがさりげなく飾られ、ほどよい遊び心が心地よいバランスを生んでいます。
壁に向かったカウンター席に座ると、窓から差し込む光がやわらかく、朝の時間がゆっくり流れていく感覚に。シティポップが静かに流れ、コーヒーを片手にひとりの時間を過ごす人の姿も多く見かけました。
元アパレル出身のオーナーの感性が光る空間は、おしゃれでありながら気取らない。自然体でいられる居心地の良さがあります。
看板メニュー「ouのクラシックプリン」
人気のクラシックプリンは、スプーンを入れると、むっちりとした弾力。しっかりとした硬さがありながら、くちに運ぶと驚くほどなめらかなくちどけです。
カラメルはしっかりとした苦味を持ち、ほんのりラム酒の香りがアクセントに。上にのった生クリームはきめ細かく、空気を含んだ軽やかさが印象的。
やさしい甘さのプリンに、ビターなカラメル、ミルキーなクリーム。この組み合わせがちょうどよくて、ひとくちずつゆっくり味わいたくなります。
食べ終えたあと、ふと「また食べたいな」と思ってしまうプリンでした。
素材の重なりを楽しむ、抹茶とカシスのティラミスタルト
見た目もかわいらしいタルト。ひとくち目から広がるのは、抹茶の深い風味とカシスの甘酸っぱさ。
タルトのサクッとした食感の中に、抹茶のクレームダマンドの濃厚さ、チーズフィリングのまろやかさが層になっています。
抹茶のコクやカシスの酸味、クリームのまろやかさが重なり合いながらも、甘さはすっきりとした印象。
見た目以上に軽やかで、最後まで心地よく食べ進められます。生地や素材の組み合わせにも工夫が感じられる一皿です。
日常に寄り添う焼き菓子とコーヒー
コーヒーと、何か少し食べたいなって時におすすめなのは「グラハムスコーン」。
外はサクッと香ばしく、中はしっとり。グラハム粉とオートミールの風味が広がり、シンプルながらクセになる味わいです。
合わせたのはスペシャリティコーヒーのコスタリカ。
愛知県半田市の「Voyage」による焙煎で、熟した果実を思わせる香りとやわらかなくちあたり。焼き菓子の甘さにそっと寄り添います。
焼き菓子の香り、静かな音楽、やわらかな光。そこにあるのは、肩の力を抜いて過ごせる時間です。
オーナーご夫妻との程よい距離感も心地よく、何度でも足を運びたくなる理由のひとつ。朝の一杯から午後のひと休みまで、自分のペースで楽しめる場所です。
不定期で開催される「お菓子の日」にはラインナップがぐっと増え、焼き菓子好きにはたまらない充実ぶり。訪れる前に、公式Instagramをのぞいてみるのもおすすめです。浜田山で過ごすひとときに、ぜひ訪れてみてください。
WRITER:manami
【SHOP INFORMATION】
SHOP:ou(オウ)
ADDRESS:東京都杉並区浜田山3-33-16 2階
TEL:03-5932-6893
OPEN:月・火・木・金 9:30〜17:00
土・日 9:00〜17:00
CLOSE:水曜日(木曜日不定休)