都立公園3カ所 遠方からの利用を抑制 3月7日まで駐車場閉鎖〈町田市〉
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は市区町村の枠を超えた広域的な公園利用を抑制するため、すべての都立公園内の駐車場を閉鎖し、運動利用施設の利用を中止した。対応期間は緊急事態宣言期限である3月7日(日)まで。首都圏における宣言の解除に向け、感染拡大防止のため宣言期間最後の1週間に徹底した対策を図りたい考えだ。
都は新規陽性者数をさらに減少させ、再拡大を防ぐためにこれまでさまざまな対策を行ってきた。しかし、現在も若者から高齢者まで幅広い層に感染が広がっている。「都内では他の地域に比べ感染者数の減少傾向が鈍化している。ワクチン接種も始まり、人々の危機意識が緩んできているのでは」と管理する建設局公園緑地部公園課の田中功課長。混雑の緩和等を目的に2月23日からは都立公園の駐車場の利用時間を3時間以内とした。さらに2月27日からの1週間は規制を強化するため駐車場の閉鎖に踏み切った。
随時情報の確認を
町田市内にある都立公園は小山田緑地(下小山田町)、小山内裏公園(小山ヶ丘)、大戸緑地(相原町)の3つ。今後も状況によっては期間や対象施設の運営状況を変更する場合もあるという。詳細はホームページ(https://www.tokyo-park.or.jp/)または各園のツイッター等で確認できる。