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テンカラ釣りでプールトラウト釣行【埼玉・加須はなさき水上公園】昨年好調も今年はいかに?

TSURINEWS

テンカラで釣った加須はなさき水上公園のニジマス(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

2月11日(日)、自分も含めたJOFI東京のメンバー5人と「加須はなさき水上公園」のプールフィッシングに釣行してきた。昨年はプールフィッシング初挑戦にも関わらず簡単に釣れたニジマスだが、今回は大苦戦!「奥の手」を使い何とかツ抜けを達成したのでリポートしよう。

プールトラウトでテンカラ釣り

冬のこの時期、なにかとプールフィッシングの話題が多くなり「行きたい!」と思っていた矢先に、筆者が所属している釣りインストラクター東京(JOFI東京)の木下さんからお誘いを受けた。

木下さんと妻と3人で昨年、埼玉県加須市の「加須はなさき水上公園」でプールフィッシングデビューしてからその魅力に十分ハマってしまった。

今回はJOFI東京のメンバー5名での釣行が決定。筆者と妻はテンカラで、それ以外の方はルアーフィッシングで挑んだ。ちなみに筆者はこの日のためにやや長めのテンカラ竿(3.9m)を購入。釣行日までがとても待ち遠しく感じてしまった。

当日の天候

天候は晴れ。風が強くテンカラのキャストにはかなり苦労した。

当日のタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

オープン前から長蛇の列

8時半頃駐車場に到着して、先着の木下さんと益田さんと一緒に受付に向かった。すでに長蛇の列ができており、昨年以上に混雑していて驚いた。

益田さんは普段は沖釣りをメインに活動されているアングラーだが、プールフィッシングは初挑戦とのこと。各々がこの日の為に準備をしていて楽しみにしていたことが伝わってきた。

4人で釣り開始

9時に受付けを済ませて4人並んで流水プールで釣りを開始した。

加須はなさき水上公園(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

昨年は簡単に釣れたので今回もすぐに釣れるだろうと期待を込めてキャスト。しかし強風で投げにくいうえに、アタリも分かりづらく早くも大苦戦。

周りの釣り人もあまり釣れておらず、昨年とは大違いの激渋振りに意表を突かれてしまった……。そこで通常のテンカラ毛鉤では厳しいと思い、「テルテルガム」にチェンジしてみるとすぐにヒットしたが、普段より長い竿の扱いに不慣れなためにバラしてしまう。

ミルクティ圭介さんがファーストキャッチ

しばらくすると、俳優のミルクティ圭介さんも到着。妻の隣で釣りを開始して数投目にスプーンでヒット!難なく当日メンバー第1匹目のニジマスをキャッチ。

メンバーで最初のキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その頃妻はフライフィッシングへの移行を考えて、さざ波プールの様子を見に行くが「ルアーマンが多く混雑している」と言って戻ってきた。筆者も昨年の雪辱を果たしたい(昨年フライでの釣果は0匹)と思っていたが、フライは諦めてテンカラに専念することにした。

ジグニンフで本命手中

昼近くになっても風は収まらず、魚の活性も低いままなのでオデコが脳裏をよぎり始めてきた。そこで毛鉤をお気に入りのジグニンフに交換。思惑通り毛鉤が重いので風があってもキャストがしやすい。2回連続でバラシた後に、遂に3度目の正直で無事にキャッチ。

ジグニンフにアタリ好調(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後、朝からアタリはあるが掛からないと言っていた木下さんにもヒット。ルアーはXスティックとのことでこちらも無事にキャッチすることに成功。

Xスティックでキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

妻はテルテルを使用

妻も毛鉤をお気に入りの「テルテル」に交換して、バラシ3連発の後に遂にヒット!

テルテルで順調に数を伸ばす(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後もテルテルで彼女は順調に数を伸ばし、最終的には5匹のニジマスを釣り上げることができて満足していた。

トラウトガムで入れ食い

筆者も追釣してエンジンが掛かかり出してきた。

トラウトガムでキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

風が収まってきたので、ハリを奥の手の「トラウトガム」にチェンジしてみると1投目からヒット。さらに日も陰りだし入れ食い状態になってきた。

妻の様子を見に行くと置き竿にしていた筆者の竿がプールに持っていかれそうになったので、慌てて竿を掴んでニジマスをキャッチ。まさか置き竿にヒットするとは思っていなかったので驚いた。

木下さん追釣

木下さんは1匹目同様にXスティックでニジマスを釣り上げて複数安打を達成。

Xスティックがアタリルアー(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ミルクティ圭介さん自作のスプーンでキャッチ

直後にミルクティ圭介さんも再びスプーンで追釣。

スプーンでニジマスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後、残り時間も1時間程になり「釣りフェスティバル」の体験ブースで作ったという自作のルアー(スプーン)に交換していた。

自作スプーン(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

するとこちらのルアーでもすぐに釣り上げてご満悦の様子。15時半に筆者はツ抜け(10匹)で納竿した。

今回プールフィッシング初挑戦の益田さんは大苦戦となってしまったが、それでも終日笑顔を絶やさずに楽しそうだった。

笑顔でプールトラウトを楽しむ益田さん(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

プールフィッシングは奥が深い

昨年は簡単に釣れた当地であったが、今回は期待を見事に裏切られてプールフィシングの奥深さを痛感させられた1日となってしまった。しかし仲間と雑談しながらの釣りはとても楽しいものだった。自宅に帰ってからもしばらくその余韻に浸ることができて、同行の皆さんには感謝申し上げたい。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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