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【平塚市】平塚市が訪問療育相談を民間委託 切れ目ない支援体制強化

タウンニュース

訪問療育相談を民間委託

 平塚市は5月8日(金)から、市こども発達支援室くれよん(追分)で行っている訪問療育相談の一部を、民間の児童発達支援センター「アグネス園」(同)に委託すると発表した。落合克宏市長は4月22日の記者会見で、「アグネス園と連携し、小学校就学に向けた切れ目ない支援体制を強化する」と話す。

保育士・教諭に対し助言

 訪問療育相談では、障がいのある園児や発達が緩やかな園児が通う保育園・幼稚園等に、児童発達支援センターの保育士や心理士、言語聴覚士などの専門職が巡回。主に担任保育士や教諭に対し、発達に課題のある園児への関わり方や、対応の工夫ができるよう支援を行っている。

 市では2013年度から、5歳児を対象に独自ですくすくアンケートを実施しており、その結果をもとに、発達に課題のある子どもをすくい上げているという。訪問療育相談は、市内にある全60の保育園・幼稚園等が対象で、年中児・年長児の期間にそれぞれ1回行われている。

 訪問療育実績の件数は、2022年度が229人、23年度が261人、24年度が243人、25年度が200人とそれほど大きな変動はないものの、市こども家庭課では「市全体の園児の数が減っているので、割合は増えている印象」と話す。

支援の質向上に期待

 くれよんではこれまで、訪問療育相談と、相談のあった子どもの園生活の様子を保護者に伝える保護者支援を一括して行ってきた。

 相談者数は22年度が3420件、23年度が3378件、24年度が3822件と推移している(延べ人数)。

 市では今回、訪問療育相談の一部をアグネス園に委託することで、「より専門的で実践的な支援を展開でき、各保育園等での障がいや発達に課題のある子どもたちに提供する支援の質が高まる」と期待を寄せる。

保護者の待機時間短縮

 くれよんでは今後も、相談のあった子どもに対し相談業務を行っていくという。アグネス園へ訪問療育相談を委託することで、人的資源を相談業務に充てることができ、これまで2カ月ほどかかっていた保護者支援の待機時間を、1カ月程度に短縮できる見込みだ。

 今後は3年間かけて、事業をアグネス園に全面委託する予定。

 問い合わせは市こども家庭課【電話】0463・32・2738。

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