ニセ警察が「紙幣番号調べる」 特殊詐欺で上越市70代女性が200万円被害
上越警察署は2026年7月14日、新潟県上越市の70代女性が特殊詐欺(ニセ警察詐欺)被害に遭い、現金200万円をだまし取られたと発表した。
同署によると5月28日、女性宅に「東京中央警察署」の刑事をかたる男から電話があり、「暴力団捜査をしていたら、あなたの口座が使われていることが分かった」などと言われ、電話を代わった検事をかたる男からは来署して取り調べを受けるよう言われた。女性が健康状態を理由に断ると、毎日午前と午後の2回、指定された番号に電話をかけるよう指示された。
毎日電話をしていた女性は、6月1日に刑事をかたる男から「紙幣番号を調べる。口座の金を下ろしておいて」と言われ、数回に分けて現金を引き出し、200万円を用意した。検事をかたる男からの指示に従い5日、200万円が入った紙袋を玄関前の鉢の横に置き、だまし取られた。
その後も女性は毎日男2人と電話し、10日に「容疑は晴れたので金を返す」と言われたが、11日から連絡が取れなくなったという。不安に思って別居の家族に相談し、被害に気付いた。