TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」第50話「死滅回游について」(第3期第3話)を振り返ろう!第51話「葦を啣む」(第3期第4話)の見どころもご紹介!
人の負の感情から生まれる化物・呪霊と戦う呪術師たちの奮闘を描いた大人気漫画『呪術廻戦』(著・芥見下々先生)。2020年にテレビアニメ化されて以降、劇場版を含めたアニメシリーズは公開・放送されるたびに大きな話題となりました。
そんな本作のテレビアニメシリーズ第3期目となる「死滅回游編」が2026年1月より放送開始。本稿では各話ごとにファンが注目したポイントや盛り上がった箇所を中心にその内容を振り返っていきます。
本記事では、第50話(第3期第3話)「死滅回游について」を振り返りながら、第3期のタイトルにもなっている「死滅回游」について、一緒に理解を深めていきましょう!
※本稿にはネタバレ要素が含まれます。
【写真】TVアニメ『呪術廻戦』第3期 第50話「死滅回游について」振り返り
「死滅回游」における羂索の目的
まず羂索とは、夏油傑、以前は加茂憲倫らの身体の肉体に宿っていた術師のこと。そして羂索の目的は
―――日本全土を対象とした人類への進化の強制―――
そしてそのために羂索が取る進化手段は
―――人類と天元の同化―――
この慣らしとして、呪術を与えられた者たちの殺し合い「死滅回游」を始めました。
日本にいる人間全員に呪いをかけて、全国10の結界(コロニー)を渡らせる、“彼岸へ渡る行為”をさせようとしているのです。回游次第ではありますが、2ヶ月ほどで儀式が行われる様子。
一方、天元は、12年前に星漿体との同化に失敗してから老化が加速し、個としての自我は消え、天地そのものが天元の自我となりました。そして進化を果たした今の天元は、組成としては人間より呪霊に近く、呪霊操術の術式対象となる。したがって羂索と接触した時点で、天元は取り込まれてしまいます。
そのため、天元はこの羂索の目的を教える際、乙骨憂太、九十九由基、呪胎九相図(脹相)の内2人が薨星宮に残り、天元の護衛をすることを条件としています。結局、九十九由基、呪胎九相図(脹相)が残りますが、虎杖と脹相のお別れのシーンにはグッときてしまいますね。
何故、今なのか
羂索は少なくとも千年術師をしているが、なぜ今、人類を進化させようとしているのか。それは、
―――「星漿体の死」「呪霊操術を持つ少年」「獄門疆」のピースが揃った事―――
過去に二度六眼の術師に敗れている羂索は、星漿体も六眼も全て生後一月以内に殺すことを徹底していました。しかしそれでも12年前、星漿体・天内理子と六眼・五条悟が現れ、天元との同化が行われようとしたのです。
しかしその時、完全に呪力から脱却した存在“天与呪縛によるフィジカルギフテッド”伏黒甚爾の介入、という予期せぬ出来事が起こりました。呪縛の力で因果の外に出た人間が運命を破壊したのです。この時の回想シーンがシルエットで流れましたが、星漿体・天内理子がもう一歩のところで頭を打たれるシーンには「懐玉・玉折」の切ない思いがどっと記憶に流れ込んできて、胸がいっぱいになります……。
獄門疆の封印の解き方
「死滅回游」が始まった混純とした危機的状況の今、一人で全て片が付くであろう人物「五条悟」の解放。そのためには獄門疆の封印を解かなければいけない。
そんな中天元は、獄門疆「裏」を持っていると打ち明けました。それは獄門疆「裏」を封印することで、海外にあっただろう獄門疆の気配を羂索に見つからぬよう抑えるため。残念ながら獄門疆は見付かってしまいましたが、裏門の中にも五条悟は封印されているため、それを抉じ開ければ五条悟は解放されます。
そのためには、あらゆる術式を強制解除する「天逆鉾(あまのさかほこ)」、あらゆる術式効果を乱し相殺する「黒縄(こくじょう)」、このどちらかが必要ですが、どちらも五条悟本人が破壊し消してしまいました…難しい説明が続く中、「何してるの先生!」とつっこむ虎杖君と伏黒君に和まされますね。
そこで残された1つの手段が、死滅回游の泳者(プレイヤー)「来栖華(くるすはな)」。彼女は「天使」を名乗る千年前の術師で、彼女の術式はあらゆる術式を消滅させます。天元は東側の結界(コロニー)にいる、という情報のみ持っていました。
つまり、五条悟の封印を解くためには来栖華の協力が必要になるということ。出来る事ならば、すぐにでも見つけて五条先生を解放してもらい、この状況を解決したいです。
死滅回游への対策と虎杖たちの今後の出方
死滅回游が始まった今、虎杖君たちがすべきことは、まず、巻き込まれたプレイヤーの救出です。
死滅回游には8つのルールがあります。そこで、虎杖・乙骨達も死滅回游に参加し、6つ目のルールにて、取得した100点を利用し、伏黒恵の姉・津美紀をはじめ、ゲームに消極的な人が回游を抜けるルールを追加することを計画します。
つまり、死滅回游に参加しルールを追加する事、同時に五条先生の解放も並行して行う。これが今行うべきことになります。
なお、虎杖たちの出方としては、
乙骨憂太は先行して単独で情報収集をしてから死滅回游に参加。
虎杖・伏黒は人出集めのため秤金次に協力を説得へ。
禪院真希は禪院家に戻って呪具の回収。
九十九由基と脹相は天元の護衛。
死滅回游のルールや今後の出方について、呪術廻戦公式ホームページや公式Xに図や動画でとても分かりやすく説明されています。私はコミックを読み、難しくて頭の整理に苦戦していたので、これらの説明に感動しました。必見です!
髙羽史彦の登場
50話最後に、売れないお笑い芸人として髙羽史彦が初登場します。声をかける芸人・ケンさん役にはケンドーコバヤシさんが!ケンさん演じるケンドーコバヤシさんの登場に、ファンからはSNSで喜びの声が湧きました。
髙羽史彦も死滅回游泳者。虎杖君たちとどのような関係になっていくのか、今後の活躍が楽しみですね!
ケンコバさんのブログカード
次回第51話「葦を啣む」(第3期第4話)の見どころ!
次回の見どころは禪院真希の覚醒にほかならないでしょう。その姿は12年前に運命を変えた伏黒甚爾を彷彿とさせるほど。双子の妹・禪院真衣との別れ、それ故に得た力……。
準備が整い抜かりない、用意周到という意味を持つ「葦を啣む雁」ということわざがあります。呪力を全て手放し準備が整った真希。フィジカルギフテッドが手に入ったとしても、真希にとっては心が引き裂かれる、やりきれない悲痛な出来事に違いなかったはず。私たちファンも、心して最後まで見守っていきたいですね。
[文/西澤あさこ]