「飼い主さんと犬を探しています展」を開催したイラストレーター宗宮瞳さん【市川市】
市川市で活動するイラストレーターの宗宮瞳さん。
昨年末に開催したユニークな個展が話題です。
探しているのは犬?それとも…
昨年12月、市川大門通りの一角で開催されたユニークな個展「飼い主さんと犬を探しています展」。
「江戸川で散歩している飼い主さんと犬を見て、以前から絵にしたいと思っていた」と話す宗宮瞳さん。
「普段の生活で目についた面白いもの、ワクワクするようなものを絵にしています」。
8年ほど前から散歩する人たちの撮影をさせてもらい、描きためてきた作品を展示。
実際に3組の飼い主と犬が見つかり、イラストをプレゼントしたそうです。
その他、2021年には女性クリエーター向けシェアハウスとして誕生した国府台のアトリエで、写真家で画家のくずはらまりさんと共にオープニング記念「二人展」を開催。
じゅん菜池など市川市民になじみ深い場所を描きました。
描き続けて身に付いた多様な表現
「幼い頃から絵を描くことが好きで、そのまま大人になりました」と話す宗宮さん。
人気のキャラクターを描くことから始まり、学生の時は漫画クラブや美術部へ。興味のあったデザインを美術大学で学んだ後、アシスタントデザイナーとして勤務。
現在はポップな絵柄のマスキングテープや傘入れなどのデザイン、「神様の日常」というユニークなキャラクター、写実的な描写のオーダー作品など、異なる作風の絵を次々と生み出しています。
「今後は本の装丁やCDジャケットなどの仕事につなげていければ。見て、楽しんで、元気になってもらえる絵を描いていきたい」と話します。
お気に入りの宗宮さん作品、探してみては。