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ウィリアム皇太子、訪問先でキャサリン皇太子妃に言及「この場所に座っているべき」

Techinsight

2023年6月、ホームレスを救済を目的とするプロジェクト「ホームワーズ」をローンチしたウィリアム皇太子。現地時間19日には英シェフィールドで新たなコミットメントを発表した(『Homewards Instagram「Thanks for having us today Lambeth to celebrate the launch of Homewards Lambeth!」』より)

ウィリアム皇太子が、ホームレス救済を目的とするプロジェクト「ホームワーズ(Homewards)」の視察のために英シェフィールドを公式訪問した。現地での会合に出席した皇太子は、幼児期の議題が持ち上がった際、「それは妻の領域です」と幼児期に関するプロジェクトを運営するキャサリン皇太子妃に言及した。そして、療養中の妻について「彼女はこの場所にいるべきですね」と言葉を添えた。

【写真】幼児期に関するキャンペーン「シェイピング・アス」の活動に取り組むキャサリン皇太子妃

ウィリアム皇太子が現地時間19日、英サウスヨークシャーの都市シェフィールドを公式訪問し、「ホームワーズ」の新たなコミットメントを発表した。

「ホームワーズ」は皇太子が2023年6月にローンチした、ホームレスの救済を目的とするプロジェクトだ。シェフィールドを含む英国内の6か所で、ホームレスの人々が住む場所を探す手助けをする。

現地に到着したウィリアム皇太子は、地元の人々から温かな歓迎を受けると、写真撮影に応じるなど交流を楽しんだ。

英メディア『Daily Mail Online』によると、皇太子と対面したピーター・ブラウンリーさん(Peter Brownley、61)は、自身が大の王室ファンであり、キャサリン皇太子妃にお見舞いのカードを送ったことを伝えたという。これに皇太子は、「あなたは本当に親切な方ですね」と答えてくれたそうだ。

今回発表した新たなコミットメントの1つは、英ホームセンター「ホームベース」社が新たな住宅プロジェクトの家具や内装を支援するため、100万ポンド(約1億9200万円)という大規模な投資を約束したことだ。

2つ目は地元の家主達が、ホームレスのリスクにさらされたり、ホームレスを経験する地域の家族に多くの住宅を提供することだ。

この日、皇太子はまず「ホームベース」社を訪問し、同団体の住宅プロジェクトを共同設計するワークショップに参加する、ホームレスの経験がある地元の人々と対面した。

その後は、シェフィールド中心部にある「ミレニアム・ギャラリー」で開催された、ホームレス撲滅を目指す「ホームワーズ・シェフィールド地域連合」の会合に参加した。

同連合は、シェフィールドのホームレス撲滅に向けた計画を策定するため、「ホームワーズ」によって招集されたメンバーで構成しており、70以上の団体とホームレス経験を持つ地域の人々が参加している。

会合では、シェフィールド市議会最高責任者ケイト・ジョセフス氏が、幼児期に関する議題を取り上げる場面があった。

するとウィリアム皇太子は、即座に手をあげて微笑みながら「それは僕の妻の領域です。彼女はこの場所に座っているべきですね」と発言し、幼児時期に関するプロジェクトを運営する妻キャサリン皇太子妃に言及した。

皇太子妃は2021年、幼児期に関するセンター「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」を設立。2023年1月には、幼児期の重要性にスポットライトを当てる啓発キャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」をローンチした。その後、シンポジウムを開催するなど積極的な活動を行っている。

皇太子妃は1月に腹部手術を受け、現在は英ウィンザーにある自宅で療養生活を送っている。王室公務は回復するまで休んでおり、復帰するのはイースター休暇が明ける4月以降になる見込みだ。

なお現地時間16日には、キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子とともにウィンザーの地元にあるファームショップを訪れる姿が目撃された。

現地メディアが公開した動画では、皇太子妃がカジュアルな装いで片手にショッピングバッグを持ち、夫婦仲良く笑顔で歩く様子が映っていた。

画像は『Homewards Instagram「Thanks for having us today Lambeth to celebrate the launch of Homewards Lambeth!」』『The Royal Foundation Centre for Early Childhood Instagram「Providing strong support for parents and carers during their children’s earliest years is essential and can have a life-changing impact.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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