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【金山に続け】佐渡市小木地区の街並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に正式選定

にいがた経済新聞

切妻造平入の町家が連続して建ち並ぶ​街並み(佐渡市HPより)

佐渡市小木地区の「佐渡市小木町伝統的建造物群保存地区」が8月15日に官報に告示され、正式に国の重要伝統的建造物群保存地域に選定された。

小木地区の港町はかつて、佐渡で産出された金銀の積出港として整備され、北前船の寄港地として栄えた。円弧状の入り江に平行した通りに沿って二階全面を張り出した特徴ある町家が建ち並ぶ。

地元では平成19年から保存運動に精力的に取り組んできた経緯があり、その甲斐もあって今年5月にはすでに選定を文部科学大臣へ答申をされていたが、本日正式に決定したもの。

同じ小木地区では宿根木が平成3年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

佐渡市の渡辺竜五市長は「今後は、地域独自の文化や歴史を次世代に継承するため、伝統的な建造物や町並みの保全に取り組むとともに、来訪者の皆様にも小木町の魅力を感じていただけるような活用を進めていくことで、島内外問わず末永く愛されるよう、地域の皆様とともに取り組んでいきたい」と話している。

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