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2人目の壁。どう考えた?

TBSラジオ

今回は、お子さんが2人いる皆さんが集まって、どう2人目を決断したかについての座談会。参加者は、お二人のお子さんがいる、いちごさん、ナシさん、あんずさんです。

番組に届いた、ユリさんからのメッセージ

2023年6月に第一子を出産した育休中ママです。
私が希望するトークテーマは「2人目の壁」です。
私自身、弟がいるので、子どもも2人くらい欲しいと思っていました。が、
実際に1人目を産んでみると想像以上に大変で、
2人目を躊躇するようになりました。
特に平日はワンオペが多いので、確実に自分への負担が増えることが想像されます。
また、復職しても第二子出産でキャリアがまた中断されてしまう感じもどうかなと気になっています。

2人目を産んだ方に
・よかったこと
・想像より大変だったこと、ギャップ
・1人目→2人目が生まれてからの仕事へのマインドセットの変化
・夫との役割分担
を聞いてみたいです。

どう2人目を決断したのか

いちご:同じようなことを私も思ってたので、子供が2歳ぐらいになるまで、無理無理!と思ってて、その時に周りの先輩ママに聞くと、考えてるうちはダメだから、 考えずに作っちゃわないと!みたいな、勢いが大事みたいなことを言われたのを覚えてます。でも無理だよ無理だよと思ってて、結局引き延ばして4歳差になっちゃったのかなっていう感じがします。全部わかりました。言ってらっしゃること。

ナシ:私もどんどん考えが変わったタイプだったので、すごく共感しました。そうだよね、そうだよねって。欲しいっていう気持ちもあるけど、でもやっぱり…っていうのと。

あんず:私も、ほんとにその通りだなって。1人目産んだ時に、異世界に迷い込んだんじゃないかってぐらいに今までの経験とかが何も通じなくなってしまったので、こんな状態で2人目授かってる人ってどういうこと?って思ってたんですね。さらに、1年間なんとか育児してきて、復職しますってなったらさらに大変になるじゃないですか。その状態で2人目なんか考えらんないっていうのが正直なところでしたね。 なんやかんや3歳ぐらいになってから、次産んでもいいかなみたいなのはありました。

川島:2人目いざっていう時に迷いはなかったですか?

いちご:私の場合は40の誕生日の時に夫と初めて話し合いを設けまして。私は1人目の時のもう使ったベビーグッズが捨てられなくて。もういらないじゃないですか、でも捨てられなかったのは、もしかしてまだ可能性があるかもなっていうのがあったから。夫は「どっちでもいいよ」という感じだったので、「いや、どう考えてんの?」って(笑)

川島:話し合いに行くまでに、温度差というか、熱量の違いは?

いちご:夫はリミットはあまり意識してなくて、私の方が焦ってたっていう感じでしたね。妊娠しにくくなるんだよとか、今後の人生設計にも関わってくるじゃないですか。それこそ私もタイミング的に、仕事の契約を更新するとかしないとか、そういうのもあったので。ちょっとキレ気味で話しました。

1人目はとにかく必死に。2人目はとにかく可愛い!

いちご:上の子には聞かせられない…けど、下の子はとにかく可愛い。全然違う。とにかく可愛い。なにやっても可愛い!泣いてるー!怒ってるー!みたいな。

川島:え、ナシさんそういうのありますか?

ナシ:全く一緒です!2人目はただただ可愛い!

川島:ちょっと余裕が生まれたみたいなことなんですかね?

あんず:1人目はとにかく生かすことに必死、毎日の生活を回すことに必死だったので、2人目は、ちょっと泣かしても大丈夫だろうみたいな余裕もありますし、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないっていうのはなくなって、余裕を持って育児できたかな。あとはやっぱり1人目の時が必死すぎて、あんまり記憶がない。成長の記憶もない。でも2人目はちゃんと、成長の過程。ハイハイするとか、立つとか、全部を再体験できて、ちゃんと心を込めて可愛いと思えるというか、そういったところが大きかったかなと思います。

川島:ナシさんは、2人目が欲しいと思ってらっしゃったんですか?

ナシ:1人目が生まれる前から欲しいねっていう話はしていて。ただ、1人目の出産がかなり大変で、入院も長引いたり、大変な出産だったこともあって、半年くらいはもう無理かもって夫に言ってて。でも半年して子育てが慣れてきたら、今度は可愛いが強くなって、2人目を作っちゃうとこの可愛さを独り占めできなくなるっていう、なんかこの子だけを見ていたいって、そっちの気持ちになったり。でも私も年齢があって、40歳が近くなってきた時に、夫が私の出産の壮絶さを隣で見ていたので、40歳を超えて産むのは僕が怖いと。2人目は、私が40歳の間に考えようっていうのを彼の方から言ってくれていて。うちは1人目も2人目も不妊治療で授かっているので、40歳中に産めるように不妊治療をして、ダメだったら無理しないでおこうっていう気持ちで。授かれなくてもいいよねと。

川島:すごく自然な形で話し合いを重ねていったっていう感じなんですかね。

ナシ:そうですね。1人目の不妊治療が長かったので、その時に夫婦で、本当に子供は欲しいのかとか、家族設計とか、どういうふうに家族を作っていきたいかって話し合ったこともあって、2人目に行くにあたっての話し合いもそんなにハードルはなかったです。

川島:あんずさんは、2人目が欲しいっていう決断はどうでしたか?

あんず:小さい頃から何となく30歳までに2人欲しいと思ってたんです。大学を選ぶときとか、就職するときも、それを逆算して考えてるような子供でした。

川島:今20代でいらっしゃいます?

あんず:はい、29歳です。1人目は25歳の時に。30歳までに2人産むんだったら、25か26くらいに1人目産んで、そしたら次もう1人産むのに時間の余裕あるなとか。ありがたいことにその通りに授かることができたんですけど、でも25で子ども産んだ時に、もう聞いてた話と違う!みたいな。こんなにしんどいとは思ってなかったっていうのが第一に来て。夫ともずっと話し合いはしてたんですけど、年子は無理だよねと。2歳差も無理だよね?ってなって。

川島:それは親の大変さ的にっていう感じ?

あんず:はい。共働きで、仕事復帰してちょうど1年経ったくらいは、仕事が楽しくなってきて。キャリアが中断されるのはしんどいなと思いました。でもその後、30歳までにもう1人欲しいのであれば、そろそろ妊活を始めないとねと。

2人目の妊娠・出産と、上の子の気持ち

川島:ちなみに2人目の時って、上の子どものお世話もしながらだから、気付いたらこれだけ日数が立ってた!っていうこともあるし、途中から上の子の抱っこができないとか、色々できないことがあったまま2人目出産だったなみたいな感覚もあるんですが、皆さんどうですか?

ナシ:うちは結構、お兄ちゃんに我慢させたかな。私が妊娠中、結構大変で、だから「なんで今日ママお布団から出れないの?」って時が結構あって。それもあってか赤ちゃん返りがすごかったですね。なんか、ママのことを守りたいっていう気持ちが強いみたいで、妹が嫌だっていうよりは、妹が生まれることでママが痛いとか、ママが起きれないとかっていうのが嫌だみたいな。そういうことをポロっと言ってました。

川島:そっか。お子さんの性格によってこう、接し方っていうのも変わってくるんですね。守ろうとしてくれるなんてめちゃくちゃ可愛いですね。

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