【視力改善の第一歩】あなたの目はなぜ悪い?原因を特定する「4つのタイプ別」診断シート【1週間で勝手に目が良くなる体になるすごい方法】
視力改善の第一歩は自分のタイプを知ることから
多くの人たちの目の悩みを聞いていると、年齢、性別、視力低下の原因などは人によって異なります。大人になって急に視力が悪くなった人もいれば、子どもの頃からずっと近視の人もいます。視力に対する意識も人それぞれで、心配で眼科に通っている人もいれば、面倒で放置している人、「どうせ治らない」と諦めている人も。ひと口に「目が悪い」といっても、その人その人で状況は違います。
巷には、多くの視力改善法があり、目の悪い人のなかにはそれらを試した人もいるでしょう。おそらく効果があった人もいれば、あまり効果がない人もいるはずです。それはなぜかというと、視力を改善する方法は症状によって異なるからです。
視力をよくするために必要なことは、「症状に合った改善法」です。あなたが抱えている目の症状に合わない改善策をいくら試しても、効果は得られません。まずは、自分が「なぜ目が悪くなったのか」という根本原因を知ることから始めましょう。下のチェックシートで、自分の症状に当てはまる項目をチェックしてください。自分の視力低下の主な原因とタイプがわかります。
自分のタイプがわかれば、自ずと適切な改善法が見つかります。また、視力が改善してきたら次はそれを「維持すること」も大切。ダイエットと同じでよい状態をキープするにはメンテナンスも必要なのです。
視力低下のタイプがわかる「セルフチェックシート」
※「目がよくない」というのは、裸眼視力、矯正視力で1.0未満と定義します。
当てはまる項目に〇を入れ、A ~ Dそれぞれの✓の合計数でタイプを判断します。1つの〇につき複数✓が入る場合もあります。
例) 3が〇の場合、A・B・C・Dに✓が入ります。
■A のチェックが多い人は【タイプA】近視タイプ
■B のチェックが多い人は【タイプB】網膜・視神経タイプ
■C のチェックが多い人は【タイプC】脳疲労・スマホ型タイプ
■D のチェックが多い人は【タイプD】老眼タイプ
※✓の合計が同数またはほぼ同数の場合は、両方のタイプを確認してみてください。
またA・B・C・Dは併発することも多いです。
【タイプA】典型的な「近視」タイプ
近視にはいくつか種類がありますが、眼球の奥行きが伸びる「軸性近視」が最も一般的です。子どもの頃は視力がよかったけれども、小学生~高校生の成長期に低下。以降、メガネやコンタクトで矯正している人の多くはこの軸性近視で、典型的な近視タイプにあたります。
眼球の奥行きが伸びる主な原因は、近くを長時間見続ける「近見作業」。そして、いったん伸びてしまうと、それを元に戻すのは難しいといわれています。通常なら20代前半を過ぎると眼球の長さが安定しますが、過度な近業を続けていると、大人になってからでも伸びることがあるのです。
このタイプの人は、近視が進まないように「目にやさしい距離」を保つことが大切。パソコン作業をする際も、最低40センチの距離を空けるようにしましょう。
ポイント
パソコンなどの画面から最低40㎝距離を空ける近見作業中は意識的に休憩を入れて作業から離れ、短時間でもいいので散歩する猫背にならないよう気をつける
【タイプB】以前は良かった「網膜・視神経」タイプ
大人になってから網膜の機能が低下して視力が悪くなるのがこのタイプ。原因は「太陽光不足」と「血行不良」です。
目の奥にある網膜は光を電気信号に変え、視神経を通して脳に伝える役割を担っています。この網膜機能が発達するのは乳児期~10歳まで。網膜の細胞は強い光を浴びることで活性化されるため、その間に日光を浴びる機会が少なかった子どもは、成人後も視覚機能が高くない傾向があります。
また、網膜は細い毛細血管が張り巡らされています。生活習慣などによって血行が悪くなると、網膜に酸素と栄養が供給されず、視力低下を招くことに。
このタイプの人におすすめの改善策は、屋外でのウォーキングやランニングです。運動で血行がよくなり、脳機能も向上。同時に日光もたっぷり浴びられます。
ポイント
日中に20分ほどのウォーキングかランニングを週3回暗い部屋での長時間生活を避ける血行改善効果のある食べ物を意識的にとる
【タイプC】ストレスためがち「脳疲労・スマホ型」タイプ
視力の低下は目に原因があると考えがちですが、目からとり込んだ光を脳が最終的に判断して画像にしています。そのため脳の情報処理に問題があると、視力が低下することも。原因としてはスマホやパソコンによる情報過多、ハードな仕事、睡眠不足、不規則な生活などがあります。それらがもたらす慢性的なストレスで脳が疲れていると、視覚情報の処理が追いつかず、目のピントが合わなくなったり、ぼやけて見えたりします。つまり、実際の視力低下と同じような状態を引き起こすのです。
このタイプはもともと視力がよい人が多く、見えにくくなってからメガネなどの矯正器具を試してみても、視力があまり改善しないのが特徴。目よりも脳が原因のため、デジタルデトックスや睡眠の改善でストレスや脳疲労を癒やす必要があります。
ポイント
デジタルデトックスで、脳を休める時間をつくる不規則な生活を正し、良質な睡眠をとる運動でストレスを発散する
【タイプD】いわゆる「老眼」タイプ
近くが見にくく、本やスマホをつい顔から離して見てしまう人は、老眼が始まっています。老眼の原因は「水晶体」の硬化と「毛様体筋」の衰え。加齢とともに水晶体がかたく大きくなり、水晶体の厚みを変えてピントを調節する毛様体筋の力も弱まるため、近くにピントが合わせづらくなってくるのです。また、水晶体は紫外線の影響でもかたくなります。血管がないため代謝がなく、修復するのも遅いのです。
進行を遅らせる方法が2つあります。1つは紫外線対策。日中に外出する際はUVカットのメガネやサングラスをかけることです。もう1つは毛様体筋の維持。毛様体筋そのものは自分の意思で動かせません。しかし最近の研究では、スクワットなどで全身の筋肉量を増やすと、目のアンチエイジング効果があることがわかっています。
ポイント
日中外に出るときはUVカットサングラスをかけるたんぱく質とビタミンCを積極的にとるスクワットなどの簡単な筋トレを継続して行う
【出典】『1週間で勝手に目が良くなる体になるすごい方法』著:平賀広貴