玄米と白米は混ぜて炊いていい?割合・炊き方・失敗しないコツ
玄米と白米は混ぜてOK!むしろ食べやすくなる
玄米だけで炊かなければいけないということはなく、玄米と白米を混ぜることで玄米の存在感が薄れて食べやすいご飯が炊けます。とくに玄米を初めて食べる方や苦手意識がある方には、玄米と白米を混ぜて炊くほうが断然おすすめです。
玄米と白米を混ぜるメリット・デメリット
メリット・デメリット
栄養バランスが良い
食感・風味がマイルドになる
炊き方を間違えると失敗する
玄米と白米を混ぜて炊くと、白米だけで炊くより栄養バランスが良く、玄米だけで炊くより食感や風味がやわらいで食べやすくなるのがメリットです。
ただし、玄米をおいしく炊くための浸水時間や水加減にはコツがあり、白米と同様に炊くと失敗しやすいのがデメリットとして挙げられます。
栄養バランスが良い
白米だけで炊くより玄米を混ぜて炊いたご飯のほうが、食物繊維やミネラルなどの栄養価が高くなります。
玄米だけのご飯はより栄養豊富に仕上がりますが、白米と混ぜることで食べやすくなり、無理なく栄養を摂取できて習慣として続けやすいのもメリットです。
食感・風味がマイルドになる
一般的な玄米だけのご飯は食感がプチッと硬めで、ぬか特有のクセのある風味が主張します。
白米を混ぜることで、もっちりやわらかい白米に玄米のプチプチ食感がアクセントになり、白米の甘い風味で独特の風味も軽減してグッと食べやすくなるのが特徴。
玄米に慣れていない家族がいてもみんなおいしく食べやすくなります。
炊き方を間違えると失敗する
玄米の割合に応じてベストな浸水時間や水加減は異なるため、白米と同様に炊くと失敗しやすいのがデメリット。
玄米は水分を含みにくいため、浸水時間を長めにしてしっかり吸水させる必要があります。浸水時間が不十分だと玄米の芯が残る硬い食感で、ベチャつく原因にもなります。
玄米と白米を混ぜるおすすめ割合
玄米を食べ慣れていない方や苦手意識がある方、家族と一緒に食べる場合などは「玄米3:白米7」がおすすめです。玄米が主張しすぎず、アクセント程度の食感が楽しめますよ。
初心者向け「玄米3:白米7」
クセがなく食べやすい玄米入りご飯を目指す場合は、「玄米3:白米7」で炊いてみましょう。普段食べる白米ご飯に近い仕上がりで、浸水時間や水分量も大きく変わらず失敗しにくいのが特徴です。
白米のほうが多いため、甘みやふっくらやわらかい食感を楽しめます。玄米のプチプチ食感をもっと味わいたいと感じたら玄米の割合を少しずつ増やしていきましょう。
慣れてきたら「玄米1:白米1」
玄米の食感と風味に慣れている方や初心者向けの割合では物足りないと感じたら、「玄米1:白米1」で炊いてみてください。
玄米と白米を同量で炊くことで玄米の存在感がしっかり出て、玄米のプチッと食感が主張し、噛みごたえがアップします。
玄米だけのご飯より食べやすくクセがなくて食べやすいご飯に仕上がりますよ。
玄米多めは注意
玄米多めにする場合、通常通りに炊くと炊きムラが出たり、水分が足りずパサパサになったり、水分をしっかり含まずボソボソになったりしやすいです。次にご紹介する玄米と白米を混ぜて炊く場合のコツを参考に、浸水時間と水加減を調整してみてください。
浸水と水加減が重要!玄米白米混ぜご飯の正しい炊き方
玄米と白米を混ぜておいしいご飯を炊くコツは浸水時間と水加減です。玄米の割合によって適切な水加減を調整して炊いてみてください。
1. 玄米は軽くすすぎ、白米は通常通り洗う
玄米を軽くすすぎ、白米は通常通り研ぎます。玄米と白米を一緒に混ぜても問題ありません。
浸水時間を長くとれないときや、玄米の食感をやわらかくしたいときは、玄米を両手で包むようにすくい上げて両手をすり合わせるように洗うか、ザルの側面に玄米をかるくこすりつけるように洗って、表面に浅い傷をつけるのがおすすめです。
2. 少し多めの水で最低1〜2時間、浸水する
玄米と白米を混ぜて炊飯釜に入れ、最低でも1~2時間は浸水させましょう。可能であれば6~12時間ほど浸けてください。気温が低い季節はとくに吸水しにくいため、長時間浸水させるのがやわらかく炊き上げるポイントです。
水分量は、「玄米3:白米7」のとき通常より1.1~1.2倍、「玄米1:白米1」のとき1.2~1.3倍が目安。分かりにくい場合は、白米用の目盛りより1~3mm多めになるように入れるか、玄米1合につき大さじ2~3杯足してみてください。
水分量多めで炊いてみても硬めの場合は、さらに水を大さじ1~2杯足して調整しましょう。また、玄米を白米より多く配合する場合も水分量をさらに多めに入れます。
失敗しやすいポイントと対策
失敗しやすいポイント
玄米が硬い
ベチャつく
炊きムラが出る
玄米が硬い場合
浸水時間が短いか水分量が足りないと硬くなります。また、炊飯モードが早炊きになっているのが原因の場合も。浸水時間は6~12時間で水加減は多めにし、通常モードで炊いてみてください。
ベチャつく場合
ご飯が水っぽくなる場合は水を入れすぎているか、玄米の割合が多すぎて十分に吸水できていない可能性が高いです。ご飯に芯が残っていてベチャついている場合は浸水時間をより長くとる、ご飯がやわらかくてベチャついている場合は水分量を減らすことで対策しましょう。
炊きムラが出る場合
白米と玄米がまんべんなく混ざっていない場合や、炊き上がり後に十分蒸らせていない場合は炊きムラが出ることがあります。炊く前に炊飯釜内をよく混ぜる、炊き上がったら15分は蓋を開けずに蒸らしましょう。
また、6時間以上浸水する場合、白米がやわらかくなりすぎることがあります。浸水時間を長くとれるときは玄米だけ浸水し、炊飯1~2時間前に白米を研いで浸水する方法がおすすめです。
玄米と白米を混ぜるときは浸水時間と水加減を意識しましょう
玄米初心者さんや家族みんなで玄米ご飯を食べたいときは、「玄米3:白米7」で、浸水時間を長めにとって水加減を少し多めにして炊きましょう。
プチプチの玄米の食感がアクセントになっておいしく食べられますよ。
一度炊いてみて硬さを確認したら、必要に応じて浸水時間や水加減を調整し、よりおいしい玄米ご飯を炊いてくださいね。
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ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)