宮沢りえ&伊東蒼、9年ぶりに親子共演が実現!湊かなえ原作“禁断の衝撃作”が実写ドラマ化『人間標本』
「告白」「母性」「ユートピア」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえが、デビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説を原作とする実写ドラマ『人間標本』(全5話)が、12月19日(金)よりPrime Video(プライムビデオ)にて独占配信される。このたび、第2弾キャストとして、宮沢りえ、伊東蒼の出演が発表された。
湊かなえ原作、禁断の衝撃作が実写ドラマ化
“イヤミスの女王”と呼ばれる湊かなえが、10年来温めてきた“親の子殺し”というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗教授が、息子・榊至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。西島秀俊が主演を務め、本作が現代劇ドラマ初出演となる市川染五郎と初の親子共演が実現。『余命1ヶ月の花嫁』(09)や『月の満ち欠け』(22)を手掛けた名匠・廣木隆一監督が、湊とは『母性』(22)以来2度目のタッグを組む本作は、ドラマ化発表当初から大きな話題を呼んでいる。
『湯を沸かすほどの熱い愛』以来、9年ぶりの共演が実現!
『紙の月』(14)、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)など、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の映画賞を受賞した、日本を代表する宮沢りえが本作で演じるのは、榊史朗(西島秀俊)の幼馴染で、有名画家の一之瀬留美。“色彩の魔術師”と呼ばれる留美は、史朗が研究する蝶と同じ「四原色の色覚」を持つギフテッドであり、物語は、彼女がある理由で史朗と、その息子・至(市川染五郎)を含む6人の少年たちを山小屋に集めたことから展開される。
宮沢演じる留美の娘・一之瀬杏奈役には、先月20歳を迎えたばかりの伊東蒼。宮沢が主演を務めた『湯を沸かすほどの熱い愛』では、複雑な家庭環境に置かれた役どころを当時11歳ながら圧倒的な存在感で見事に演じ切り、その後も映画『空白』(21)、『さがす』(22)、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(25)など話題作での“怪演”が光る伊東。本作では、天才画家の母を持ち、ある想いを胸に秘めた少女、杏奈として、物語をミステリアスに彩る。
蝶に魅せられた榊史朗は、なぜ息子を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたのか。その狂気の犯行の真相は複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく……。耽美と狂気の世界観が融合し、禁断の物語が交錯する極上のミステリーサスペンスが誕生。
<コメント>
宮沢りえ(一之瀬留美役)
企画書を頂き、湊かなえさん×廣木監督×西島秀俊さんのお名前を見て、ほぼ出演を決めました。西島さんが、この作品に挑もうと思ったその訳を知りたいという好奇心もありました。画家として作品に挑むエネルギーに溢れた留美という女性を演じるのは大変でしたが、10年ぶりとなった伊東蒼ちゃんとの親子のシーンを重ね、留美という役を掴んでいけたと思います。
伊東蒼(一之瀬杏奈役)
撮影中、純粋な憧れや愛情が激しさを増した時に、思いがけず涙が溢れたり、体の内側から渦を巻くように湧いてくる感情に驚いたことを覚えています。どんなふうになるのか、私自身楽しみにしながら撮影していたいくつものシーンが、私の想像を超えて鮮やかに、恐ろしくも切なく、映像化された本作に参加できたことが、とても嬉しいです。皆様の元へ届く日がとても楽しみです。
『人間標本』(全5話)は12月19日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始