【富山】いま、最注目のレストラン「VODA」。表現力あふれるコース料理で富山の恵みを届ける【NEW OPEN】
2026年4月25日、富山市村町に「VODA(ヴァダ)」がオープン!
東京・六本木の人気店でも腕を振るった水島シェフが手がけるお店です。
地元食材を中心に使い、その魅力をホテルのレストランやバー、ケータリングなどで培った感性と技術で表現した料理が魅力。
県内ワイナリーのワインを取り扱うなど、地産地消を大切にしたサステナブルな取り組みも特徴です。
食を通して地域や環境とのつながりを感じられるひとときを、比較的手の届きやすい価格帯のコース料理で楽しめるお店として早くも注目が集まっています。
富山市中心街から少し外れた東新庄エリアにオープンした「VODA」。
地元・富山の食材を中心に取り入れ、フレンチの技法と薪火でシンプルに仕上げる美しい見た目のお料理を提供するレストランです。
水島シェフは富山県出身。「料理人になって富山へ戻ってきて改めて感じたのは、何を食べても美味しいということ。山の幸も、“天然の生簀”と呼ばれる富山湾の海の幸も、そして水も美味しい。そんな富山の魅力を表現したくて、店名を外国語で“水”を意味する『VODA』にしました」と話します。
富山市八尾町の名水「ガット出の水」も、お店のこだわりのひとつ。
勢いよく湧き出る水の音から名付けられた名水で、その美味しさと響きに惹かれたと言います。
実際に汲みに行って、ディナーコースで提供するコンソメづくりに使用しているそうです。
店内は、アースカラーの壁面が印象的なおしゃれな空間。
洗練と温かみが両立するインテリアから、肩肘張らずに過ごせるリラックス感もあります。
天気のいい日のお昼時には窓が開けられ、心地よい風が店内を通り抜けます。
中心街の喧騒から少し距離を置いたこの場所は、夜になるとさらに穏やかな空気に包まれます。
女子会やデート、日常のなかで少し贅沢な時間を過ごしたいときにぴったりのお店です。
ランチタイムには、スムージー・スープ・ヘルシーサラダとパンまたはベジタブルスパイスカレー・食後のドリンクがセットになった「クイックコース」(1,800円以降すべて+税)を用意。
さらに、スムージー・前菜のサラダ・本日のスープ・パン・選べるメイン・食後のドリンクがセットになった「ショートコース」(2,700円)も楽しめます。
ディナータイムには、前菜からメインまでの全5品にデザートと食後のドリンクが付く「Hagayashi コース」(8,900円)が登場。
「Hagayashi」という名前を聞いて、どこか親しみを感じた富山県民もいるかもしれません。実は富山弁の「はがやしい」に由来しています。
「富山の人にクスッとしてもらいたくて、コース名にしてみました」と水島シェフ。
コース名や店内の随所にも遊び心が散りばめられているので、お料理とともに、そんな小さな発見にも注目してみてください。
水島シェフが料理に向き合ううえで大切にしているのが、「温故創新」という考え方です。
ホテルのレストランから料理人としてのキャリアをスタートし、その後ケータリングやバーなどさまざまな食の現場を経験。
「受け継がれてきた伝統の重みに敬意を払いながら、新しいものをつくっていく。そういう考え方が好きなんです。夜な夜な新しいアイデアを考えています」と笑顔で語る姿からは、これまで培ってきた経験と溢れ出る探究心が伝わってきます。
今回は、ランチタイムにショートコースを予約してうかがいました。
ランチ・ディナーともに予約制のため、事前にネットまたは電話で予約してから訪れましょう。
まず登場したのは、一口サイズの濃厚なマンゴースムージー。
とろりとなめらかな口当たりで、“これから美味しいものを食べるぞ”という気持ちを高めてくれる1杯です。
続いて、地元産を中心にたっぷりの野菜を使ったサラダ。
高さのある盛り付けと鮮やかな彩りが目を引きます。
それぞれの野菜の色や食感を活かしながら丁寧に調理されていて、まさにごちそうサラダ。
猪肉などのジビエを使ったパテも添えられ、満足感のある一皿に仕上がっていました。
「富山にはたくさんの美味しいものがありますが、強いて言うなら手に入る野菜の種類は少なめです。そこで、知り合いの地元農家さんに相談するなど協力していただきながら、できる限り地産地消で、さまざまな野菜を使った料理を提供できるよう努めています」と水島シェフ。
「せっかくレストランに足を運んでいただくので、ご家庭ではなかなか食べる機会のない野菜も積極的に使っていきたいですね」と続けます。
そこからは、地元の恵みを大切にしながら、新しい食材との出会いも提案したいという姿勢がうかがえます。
つづいて、SNSでも話題になっているこちらの一皿。
小さな泡が幾重にも重なり合う、思わず目を奪われるビジュアルです。
ムスクやハーブで香りづけされた泡からは、ふんわりと心地よい香りが立ち上り、運ばれてきた瞬間から五感を楽しませてくれます。
水島シェフがこれまでさまざまな食の現場で培ってきた、クリエイティブな感性が感じられる演出です。
フォークで泡を割ると現れたのは、美しいピンク色のスープ。
新たまねぎとビーツを使ったスープは、しっかりとした飲みごたえがあり、ランチタイムにも嬉しい1杯です。
新たまねぎの甘みを主役にした程よい塩気が心地よく、とても美味しかったです。
メインは7種類から選べ、この日は「猪肉のシチュー」(コースに+600円)をいただきました。
お皿の縁には、わらびやぜんまいなどの山菜に加え、彩り豊かな夏野菜が添えられ、目にも華やかです。
メイン料理はほかにも、「ホタルイカのペペロンチーノ」「本日の魚料理 白ワイン蒸し」(+400円)、「オーストラリアビーフの薪焼き」(+1,000円)などをラインナップ。
肉料理も魚料理も揃い、軽やかな一皿から食べ応えのあるメニューまで幅広く用意されているため、どれにしようか迷う時間もまた楽しいひとときでした。
赤ワインで4時間じっくり煮込んだ猪肉は、繊維がほどけるようなやわらかさ。
猪肉特有のクセは控えめで、旨みをしっかりと感じられました。
ジビエ好きさんのみならず、ちょっと珍しいお肉を食べてみたい方もぜひ味わってほしい逸品です。
ドリンクには、氷見市のワイナリー「SAYS FARM」のワインをラインナップ。
他にも世界中のワインを取り揃えるので、メインのお料理に合わせて楽しむのもおすすめです。
ブレッドも自家製。
ブリオッシュと全粒粉入りのパンは素朴な味わいで、料理の美味しさを引き立てます。
食後はコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べるため、ハーブティーをいただきました。
ローズヒップの爽やかな酸味が口の中をすっきりと整え、心地よい余韻を残してくれます。
ティーカップやテーブルに飾られた花瓶などのインテリアは、このエリア出身でヨーロッパを拠点に活動する作家・sayoさんによるもの。
繊細な模様と品のある質感が「VODA」の持つ世界観と調和し、空間に溶け込んでいます。
ブルーやグリーンを基調とした作品も多く、その色彩は店名の由来にもなった「水」のイメージをさりげなく想起させます。
料理だけでなく、空間を彩るアートにも、このお店ならではの富山で生まれたものを大切に想う美意識が息づいていました。
最後に、水島シェフは「VODA」が目指す未来をこのように語ってくれました。
「まずは地域に根ざしたお店として、富山の方に喜んでもらいたいです。そのうえで、少しずつ県外の方や海外の方にも足を運んでいただけたらうれしいですね」。
オープン間もないながら、すでに県外や海外からの予約も入っているそう。
その創造性あふれる料理と確かな美味しさは、少しずつ評判を広げています。
富山の食材の魅力を、県外で多彩な経験を積んだシェフならではの感性で表現する「VODA」。
肩肘張らずに楽しめるランチから特別な日のディナーまで、さまざまなシーンで利用したくなる1軒です。
見慣れた富山の食材が、新たな表情を見せてくれる。そんな驚きを求めて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
VODA(ヴァダ)
住所富山県富山市町村2-25
TEL076-482-2234
営業時間ランチ11:30-13:00、13:30-15:00 / ディナー18:00-22:00
定休日月曜
駐車場5台
公式Instagram( https://www.instagram.com/voda33333/ )