「冷蔵庫」の整理は秋がベスト!食材でいっぱいになる“年末前”にチェックしておきたい“3つのこと”
節約生活スペシャリストで整理収納アドバイザーの三木ちなです。大掃除と言えば年末の恒例行事。しかし、12月は冬休み・クリスマス・年末年始と冷蔵庫はフル稼働します。ひと足はやく秋のうちに掃除をしておくと、整った冷蔵庫で年末をむかえられますよ。ここでは、秋のうちにやっておきたい「秋の冷蔵庫整理」をご紹介します。
1.冷凍庫の化石を発掘
まず手をつけたいのは冷凍庫。底の方を探ってみると、いつ冷凍したのか分からないお肉や魚が眠っていませんか?
冷凍したものの存在自体を忘れてしまっていたり、使いどきを逃してしまったり……。長い間ほったらかしにしていた、「冷凍庫の化石」は優先的に処理しましょう。
食べられそうならその日のうちに調理を、残念ながら捨てるしかない場合は「もうムダにしない!」と気を引きしめて次に生かします。
半端に余って“とりあえず”保存した冷凍ごはんも化石化しやすいので、冷凍する習慣のある方は残っていないかチェックしてくださいね。
2.調味料の賞味期限
冷蔵庫の肥やしになりやすいのが、開封済みの調味料たち。一度封を開けると日持ちしないものが多いため、賞味期限切れのロスが出やすいです。
調味料をひとつずつチェックして、「賞味期限は切れていないか」「まだ食べられそうか」を確認します。
ロスしてしまった場合は、次からは小ボトルにする、使い切りの商品を使うなど、ムダが出ない買い方につなげましょう。
3.中途半端な粉物
ホットケーキミックス・天ぷら粉・たこ焼き粉などのミックス粉は、開封後の常温保存ができないため、冷蔵庫に保管している方は少なくないかと思います。
しかし、毎日使うほど頻度が高くなく、気づけば冷凍庫の奥にしまいっぱなし……なんてことも珍しくありません。
中途半端な粉ものが残っていないかチェックして、使えそうであれば早めに消費しましょう。
整理をすれば掃除もスムーズ
気温が落ち着き過ごしやすい秋は、片付けをするのにベストな季節。
食材を買い込み、冷蔵庫がぎゅうぎゅうになる年末に整理するより、ひと足はやく済ませておいた方が効率的です。
整理をすれば掃除もしやすくなりますので、ぜひ秋のうちに冷蔵庫をすっきり整えましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア