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ISFJ(擁護者)の性格とは?特徴と相性の良い職業を解説!

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ISFJ(擁護者)の性格とは?特徴と相性の良い職業を解説!【求人ボックスジャーナル】はたらき方やキャリアを考える機会を創出するメディア

MBTI診断で「ISFJ(擁護者)」という診断結果が出た人のなかには「どのような性格なのか詳しく知りたい」「ISFJに向いている仕事や相性ってあるの?」といった様々な疑問を持つ人もいるでしょう。ISFJは、MBTI診断における性格タイプのなかでも、献身的な平和主義者と言われていますが、具体的にどのような性格の特徴があるのでしょうか。
この記事では、ISFJタイプの性格の特徴、長所と短所、適している職業などについて詳しく解説していきます。

※本来、正しい性格タイプの診断結果は必ず対面でMBTI認定ユーザーから行われる必要があります。また、各性格タイプの診断に関しては、タイプ論での枠組みで解釈する必要があるので、本記事はあくまで一般的な参考情報としてご参照ください。

ISFJ(擁護者)の性格タイプとは?

ISFJの性格の特徴とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

ISFJは内向型(I)、感覚型(S)、感情型(F)、判断型(J)の略

ISFJは、内向型・感覚型・感情型・判断型の4つの特徴を持ちます。

I=内向型(Introverted)

内なる体験や、内で生まれる思索などの世界(=内界)により興味を持つ。 内に生じる思いや気持ち、内省に集中することでエネルギーを得る。

S=感覚型(Sensation)

情報を取り入れる時に、物事の全体像、関係性やつながりに注目する。 未来志向で、パターンを把握し、様々な可能性を発見する。

F=感情型(Feeling)

自分や他者にとって大切なことを考慮に入れて、結論を導き出す。 対象と同じところに立って、主観的にものごとを捉える。他者を理解、援助してエネルギーを得る。

J=判断型(Judging)

周囲の物事を調整し、計画や秩序に基づいて行動することを好む。 一つの判断を下し、それに決着をつけてから、次の行動に移る。

また、ISFJの表記のあとに、「ISFJ -A」や「ISFJ -T」というように、「-A」(Assertive、自信のある)または「-T」(Turbulent、不安定な)が付くこともあります。正式なMBTIのテスト結果においてこの指標は存在しませんが、簡略化したMBTIのテスト結果を補うために追加されたのが、このAとTの指標です。

ISFJ-Aは積極性があり、主体的に行動を起こせるリーダタイプ 。アグレッシブな姿から周囲に頼られる一方で、自信過剰になりやすく周りから「主張が強すぎる」と思われることもあるでしょう。

ISFJ-Tは真面目な性格で、物事を慎重に進めるタイプです。 思いつきではなく、しっかり計画を立て、プラン通りに行動する ことを望みます。人の気持ちを察することが得意な一方で、繊細で他人の言動を気にしすぎてしまう一面もあるでしょう。

主な性格の特徴

ISFJは以下のような能力に優れていると言われています。

協調性 洞察力 勤勉さ 忍耐力

他者を思いやり、周囲に気を配りながら行動できる平和主義者 です。
協調性に優れており、周囲の人々のニーズを理解しつつ、自分の言動がどのように影響するかを考えて慎重に物事を進められます。

ルールやマニュアルに忠実で、細部にまで気を配って作業をするのが得意 です。多少の困難があっても粘り強く継続できるのも強みといえるでしょう。

長所・短所

ISFJは以下の長所が見られます。

良好な人間関係を構築できる 人をサポートするのが得意 継続力が高い

一方で、以下のような短所も挙げられます。

新しい環境や初対面の人とのコミュニケーションを避けがち 変化に対応するのが苦手 他人を優先し過ぎる

周囲の人と人間関係を円滑に保ちながら仕事に取り組めるものの、新しい環境や初対面で発言するのは苦手なため、意見や感情が上手く伝わらずに誤解されてしまうことも少なくありません。

ISFJ(擁護者)の職場での主な特徴

職場におけるISFJの特徴は、主に次の3点です。

場の調和を保つ

良好な人間関係を保てるISFJは、職場において従業員同士の潤滑油の役割を果たします。人間関係の細部まで注意を払い、困っている人や助けが必要な人がいると自分から手を差し伸べることが多いでしょう。

細部にまで注意を払える

ISFJは観察眼が鋭く、普通の人が見逃してしまうような小さなミスや人の些細な変化も素早く察知します。大きなトラブルにつながることを未然に防ぐため、周りから厚い信頼を得ることができるでしょう。

安定を好む

ISFJは安定志向で予測可能な環境を好みます。役割と責任が明確に定義された職場であれば、自身の責務を果たすことに集中できるため、能力を発揮しやすいでしょう。

ISFJ(擁護者)の人に向いている職業は?

ISFJの人に向いている仕事は、観察眼や分析力が求められたり、守るべきルールや業務の期限が厳格に決められていたりする仕事です。また、他人を優先する性格から、人のサポートができる職業にやりがいを感じやすいでしょう。
ここでは、能力別に「向いている仕事」の一例を紹介します。

共感力や観察眼を活かせる仕事

ISFJは他者への共感力が何よりの強みです。人の意見に耳を傾けたり表情などを読み取ったりして気持ちに寄り添うことができる性格から、 組織のなかでバランスを取るポジションでも力を発揮する でしょう。
具体的には、以下のような職業が考えられます。

看護師
人事
心理カウンセラー
オフィスマネージャー
キャリアカウンセラー

ルールが厳格に決まっている仕事

ISFJは規則やマニュアル通りに業務を進めることが得意 です。コツコツと地道に仕事に取り組み、提出期限にも気を配ることができます。ルーティンワークを苦手とする人が多いなかで、そのスキルは重宝されるでしょう。
具体的には、以下のような職業が考えられます。

事務
経理
窓口業務
司法書士

他者をサポートする仕事

ISFJは自分よりも他者のために動ける優しさを持っているため、他者をサポートして感謝される仕事に喜びを感じやすい性格です。 陰ながら人々を支える縁の下の力持ちとして、能力を十分に発揮できるでしょう 。
具体的には、以下のような職業が考えられます。

保育士
パーソナルトレーナー
カウンセラー
教師
理学療法士

MBTIで適職を探す時の注意点

MBTI診断は、自分の性格を客観的に見るのに効果的なツールです。しかし、類似のサービスも多く存在し、なかには信憑性や正確さに欠ける診断もあるため注意が必要。そのため、専門家との会話を通じて詳細な診断を行う公式のMBTI診断で、精度の高い結果を得ることをおすすめします。

診断結果は鵜呑みにするのではなく、自分の長所を伸ばして短所を補うための参考程度にとどめ、自己分析の機会と捉えて有効に役立てください。

まとめ

真面目で勤勉な性格のISFJは、ルールや規律を守りながら与えられた役割をしっかりこなし、組織に貢献していくタイプです。自分よりも人のために動くことにやりがいを感じるので、縁の下の力持ちとしての存在や誰かのサポート役として、周囲から感謝されるでしょう。一方で、利他的になりすぎて自分を見失わないよう注意が必要です。

MBTI診断の結果をひとつの指標と捉え、やりがいを持って働ける仕事探しに役立ててください。

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