小田原市郷土文化館 小学校のお宝ずらり 講演会も開催 10月20日まで
小田原市郷土文化館(城内7の8)が10月20日(日)まで、企画展「学校に眠るお宝展」を開催している。
市内の学校には、周辺で採集された土器や農具などの民俗資料が保管され、学習教材や校内の展示として活用されている。これら資料は学校周辺の歴史を知る上で貴重な手掛かりになるという。
企画展は「資料のさらなる活用の契機にしたい」と、市内11の小学校が保管する資料を一堂に集め展示。1040点の縄文土器が詰まった棚(久野小)や磨製石剣(下府中小)、三つ葉葵の瓦(三の丸小)など、普段見ることができない学校保管の資料の魅力に触れることができる。同館学芸員の土屋健作さんは「長い年月をかけて子どもたちがワクワクして集めたもの。ぜひ見に来てほしい」と来館を呼び掛けた。
企画展に合わせ同館では、ギャラリートークや講演会を開催。詳細は同館【電話】0465・23・1377。