ご存じですか?麻布台ヒルズの屋上で育った茅(チガヤ)の輪が鎮守〈西久保八幡神社〉の神事「夏越の大祓」に設置される!
来る6月30日(火)16時から、東京港区の西久保八幡神社では「夏越の大祓」という神事が行われる。夏越の大祓(なごしのおおはらえ)とは、半年の間に溜まった穢れを落とし、残り半年の無病息災を祈願する神事のこと。多くの神社では茅の輪を設置し、蘇民将来の故事(蘇民将来子孫也)に倣って茅の輪をくぐることで更に穢れを祓い、無病息災を祈願する習わしだ。古くから初夏の風物詩でもあり、近隣住民だけにかかわらず日本人の「祈り」の形を現わしてきた。
西久保八幡神社では、茅の輪を手作りしたいという想いを持ちつつも、10年ほど前から、チガヤが手に入りにくいこともあり、やむなく人工の茅の輪を使用してきたという。そんな中、麻布台ヒルズの屋上でチガヤが生育していることを知った宮司から声がかかり、今回の取り組みがスタートした。麻布台ヒルズでも、ちょうど、剪定や草刈りで出る枝葉や雑草をいかに利活用し、緑を循環させるのか検討していたため、まさに需要と供給が一致した取り組みとなったという。