勝率は①人気馬0％、②人気馬50％と極端な傾向のGⅡ【札幌記念】競馬初心者講座講師：長谷川雄啓の過去10年データ分析！
札幌記念（日曜・札幌）
芝2000ｍ戦、ＧⅡ。
過去10年、１番人気は〔０４３〕、２番人気は〔５１０〕、３番人気は〔２００〕。
６番人気以下〔１４２〕、２ケタ人気馬〔０１０〕。
馬連３ケタ３回に、万馬券３本。
11年のトーセンジョーダンを最後に、12年連続で１番人気に勝ちがありません。
ステップレースを見ていきましょう。
ＧⅠの安田記念から〔２２１〕。
オークスから〔２００〕。
大阪杯から〔１０１〕。
宝塚記念から〔０３２〕。
ダービーから〔０１１〕。
ジャパンＣから〔０１０〕。
天皇賞・春から〔００１〕。
海外ＧⅠのクイーンエリザベスⅡ世Ｃから〔１１０〕。
ドバイシーマクラシックから〔００１〕。
ＧⅡの目黒記念から〔１１０〕。
ＧⅢの函館記念から〔２１１〕。
エプソムＣから〔１００〕。
鳴尾記念から〔００２〕。
馬券圏内30頭すべてが、前走重賞から。人気、着順は不問です。
中でも、前走ＧⅠ組が〔６８７〕と、馬券圏内の2/3以上を占めています。
連対20頭中、16頭に重賞勝ちが、３頭に重賞２、３着がありました。
勝ち馬10頭で見ると、ＧⅠ馬以外は、同年の重賞３着以内が必須となっています。
牝馬は〔３１４〕。連対４頭は、当日１、２番人気に推されていた馬です。
年齢別では、３歳〔２１１〕、４歳〔３０２〕、５歳〔３６５〕、６歳〔２１１〕、７歳〔０１１〕、８歳〔０１０〕。
５歳馬がいいようです。
また、７歳で馬券に絡んだ２頭は共に８番人気、８歳の１頭は12番人気。人気薄のベテランには注意が必要かもしれません。
近６年の連対12頭中、７頭がＧⅠ馬、５頭にＧⅡ勝利またはＧⅠ２着がありました。
“スーパーＧⅡ”と呼ばれる札幌記念。高いレベルが求められると考えてよさそうです。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』