「ポテトチップスの袋」が大きく膨らんでいる理由
スナック菓子の中でポテトチップスが一番好きな、Webライターの三木ちなです。ポテトチップスを食べようと袋を開けたら、「なんか中身が少ない……」。そう感じたことはありませんか? じつはポテトチップスの袋が膨らんでいるのは、中身を多く見せるためじゃないんです。
理由その1.ポテトチップスのおいしさを保つため
ポテトチップスの袋が膨らんでいるのは、中に「空気」が入っているからだと思うかもしれません。しかし、実際に入っているのは「窒素」という気体です。
ポテトチップスは油で揚げて作られているため、酸素に触れる時間が長くなると酸化してしまいます。そこで役に立つのが窒素。窒素は、食品と反応しにくい性質があり、空気の代わりに入れることで、ポテトチップスの酸化を抑えることができるんです。
袋が膨らんでいるのは、私たちが袋を開けるその瞬間までポテトチップスの鮮度を保つための工夫なんです。
理由その2.割れやすいポテトチップスを衝撃から守るため
袋の中の窒素には、もうひとつ大切な役割があります。それは、ポテトチップスを衝撃から守るクッションになること。
ポテトチップスはとても割れやすいお菓子なので、工場からお店へ運ばれたり、買い物袋の中で少し押されたりするだけでも、細かく割れてしまう可能性があります。
そこで袋の中に窒素を満たしておくと、外からの衝撃がやわらぎ、中身が割れにくくなるんです。
膨らんだ袋はおいしさと品質を守る工夫
袋が大きくて中身が少ないと、「ハリボテじゃん……」と思うかもしれません。しかし、ポテトチップスの袋が膨らんでいるのには、「私たちのもとにおいしさを届けるため」という理由がありました。ぜひ豆知識として、覚えておきましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア