“ひんやり感”減ってない?「夏の冷却アイテム」寿命のサイン3つ「買い替え時期かも…」「劣化のサイン」
夏の暑さ対策に欠かせない冷却グッズ。年々進化し、選ぶ楽しさも広がっていますが、どれも寿命はつきものです。「なかなか冷えない」「冷たくない……」と感じる原因は、替えどきを逃しているからかもしれません。そこで今回は、毎年活躍する「夏の冷却アイテムの寿命」についてご紹介します。
1.ネッククーラー
夏と言えば、首にかけるだけでひんやり感を得られる「ネッククーラー」が人気。気軽に使える便利な冷却アイテムです。
しかし、当然ながら永久的に使えるわけではありません。中身の液体が出てきたり、本体そのものが傷ついたりするなど、何かしらの劣化が見られたら寿命のサインです。
ネッククーラーを床に落とすなど、強い衝撃を受けると破損の原因になります。長く愛用するためにも、日ごろから大切に使いましょう。
ちなみに、使わない間はずっと冷凍庫で保管しても、品質・状態に支障は出ないのでご安心を!
2.冷感タオル
水に濡らして絞って振るとひんやりする「冷感タオル」。手軽でコスパもよく、夏場のお出かけや屋外作業にも大活躍します。
しかし、冷却タオルも通常のタオルと同じで経年劣化は避けられません。洗濯を繰り返すと繊維が傷み、しだいに生地のごわつきや毛羽立ちが目立つようになります。
1〜2シーズン使った時点で、使用感に変化が出てきたら、買い替えを検討するタイミングです。
3.接触冷感の寝具
ひんやり触感が心地よい接触冷感の敷きパッドや枕カバーなどの寝具は、夏の寝苦しさを軽くしてくれる優れもの。しかし、繰り返し洗濯すると、毛玉ができたり質感が変わったりして、接触冷感の効果が薄れてくることも……。買い替え時期は、2~3シーズンが目安です。
長く使うためにも、洗濯表示をチェックして正しい洗い方でお手入れすることが大切。接触冷感が長持ちするよう、生地に負担をかけない洗濯を意識しましょう。
“冷たさ”にも寿命があります
冷却アイテムは、使えば使うほど便利さを実感できる一方で、劣化にも気づきにくいもの。暑い時期に「なんだか効きが悪いな……」と感じたら、それは寿命のサインかもしれません。冷たさを過信せず、定期的な見直しと買い替えを心がけましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア