<制裁OK?>また?車内に残る他の女性の気配…ピアスは不倫相手からの宣戦布告!?【まんが】
私はマコ。夫のヒロキと結婚して20年以上が経ちます。結婚してから私は何度も夫の不倫に泣かされてきました。しかし双子の娘を抱えて日々に精一杯だった私は、せめて2人が大きくなるまではと思って耐えてきたのです。そんなアサカとトモカも大学4年生、次の春には社会人になり家を出ていく予定です。娘たちは私の心強い味方になってくれ、ここしばらくは平穏な毎日が続いていたのですが……。ある日、私は車の中で見慣れない落とし物に気づきます。
もはや「またか……」という感想しか浮かびません。とはいえいい気分がしないのも事実です。そして夫のスマホを開くと、やりとりしている女性のプロフィール写真がピアスを付けた耳のアップ……。まさに私が車で見つけたピアスでした。
私がリビングで今後のことを考えていると、飲み会に行っていた双子のアサカとトモカが帰ってきました。2人とも、夫の昔からの不倫グセをよく知っているので、私から事情を聞きだすと「もう別れなよ」と呆れた様子でした。
またもや夫の不倫が発覚してしまいました。今まで何度も裏切られてきたとはいえ、やはりショックであることに変わりはありません。今までは「子どものために」と自分に言い聞かせ、おおごとにせず耐えてきました。しかし娘たちももうすぐ社会人となって、家を出ていきます。私もこれ以上我慢する必要はないのかもしれません。 しかも車の中で見つけたピアスは相手女性がうっかり落としていった感じではなく、わざと見つかるように置かれていたのです。まるで妻の私を挑発するかのように……。それに気づいた娘たちは、こちらも「宣戦布告」すべきだと言い出したのでした。
いいパパ?いい夫?裏の顔は……「社内不倫してる」大学生の娘たちが暴露
やたらと甘ったるい声で夫に近づき、ボディータッチをしている「エミ」……。うちの車に忘れられていたピアスの片方が、その耳にも付いています。娘たちは「ママは口を出さないでね」と私を制止し、彼女に近づくと問い詰めはじめました。
夫は「え、ピアス? なんで……」とオロオロ。エミさんは顔を真っ赤にして黙ってしまいます。娘たちの言葉を耳にして、会社の人たちが「え、不倫……?」「あの2人、怪しいと思ってた……」などとヒソヒソ話しはじめました。
娘たちの希望で、4人そろって夫の会社のBBQへ出かけた私たち家族。「大学生の娘さんまで来るなんていいパパさんなんですね」とおだてられて鼻高々の夫でしたが、もちろん娘たちの狙いは別にありました。 娘たちは会社の人たちが見守るなかで社内不倫を暴露したのです。もちろん夫は「子どもの言うこと」「家族が勘違いしている」などと慌てて取りつくろうことでしょう。けれど夫とエミさんはこれからも周囲の人にずっと仲を疑われ、好奇の目に晒されつづけるはず。これこそが娘たちが考えた「宣戦布告」だったのです。