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日下小3年1組 育てた大豆で製菓販売 近隣カフェとコラボ〈横浜市港南区・横浜市栄区〉

タウンニュース

スコーンを手に持つ児童ら=2月9日撮影

横浜市立日下小学校(港南区笹下3丁目)の3年1組児童が育てた大豆を使った焼き菓子「スコーン」を2月9日、同小学校近隣のカフェで児童が店員となり販売した。当日は保護者らが客となり、焼き菓子購入に列をなし大盛況となった。

日下小学校では食の大切さなどを学ぶため神奈川県の津久井在来種の大豆を育てる「大豆100粒運動」を実施している。3年1組の児童36人は7月初旬から大豆栽培を開始。秋になり実がついてきた頃に担任の寺内汐美教諭はどのようにして食べるか「総合的な学習の時間」に児童と相談した。そこで、笹下地区の「まち探検」をした時のカフェで「育てた大豆を使ってもらえないか」という話にまとまった。

10月に代表児童が笹下のカフェ「k2(けーに)-(の)7de(ななで)hitoyasumi(ひとやすみ)」に電話をすると山本裕也さん、彩香さんから「一度来店して話をしよう」と打診があった。11月、寺内教諭と児童が同店を訪問。話し合いの末、育てた大豆をきな粉にして、店の看板メニューでもあるスコーンとして販売することになった。

商品名を「3の1えいようたっぷりスマイルきなこスコーン」とし、スコーンのキャラクター「きなスコ」を活用し、児童はポスターやスタンプ作りなどに励んだ。収穫した大豆約2kgをすりばちできな粉にし、2月7日にカフェへ届けた。

販売初日となった9日、3年1組児童が同カフェの店員として注文の確認、スコーン販売などを体験した。来店客の整理を担当した児童は「初めての体験だったけど、楽しかった」と話し、コラボした山本彩香さんは「一緒に働いて児童から元気をもらった」と笑顔を見せた。

きなこスコーンは2月15日で原料のきな粉が無くなったため販売終了となった。大量のスコーンを準備した裕也さんは「信じられないくらいの人気だった。コラボして良かった」と話した。

山本彩香さん、裕也さん夫婦

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