待ちに待った「第71回よさこい祭り」がいよいよ開催!熱気高まる練習の様子をお届け
第71回よさこい祭りが、まもなく開催!
よさこい祭り本番はもうすぐそこ!
高知市中心商店街では、夕方頃になると熱量高く練習に取り組んでいるチームの姿をいくつも見ることができる。
商店街以外にも、どこからか鳴子の音が聞こえるのが高知の街。
今回は、1955年の第1回よさこい祭りから参加する「四国銀行よさこい踊り子隊」の練習会場を取材した。
今年のテーマは、「四銀花手毬」。四国銀行のキャッチコピーである「Just Like Family!」から着想を得て、「家族の和合」という花言葉を持つ「花手毬」をテーマとしたそう。
華やかに和を持って、皆様に楽しんでいただきたいという思いで練習に取り組んでいる。
踊り子さんに意気込みをインタビュー!
今年初めて参加する新入行員から意気込みを聞くことができた。
まず1人目は、潮江支店に勤務する岡本 大知さん(下の写真中央)。
よさこいは幼稚園の時以来ということで、踊りにはややぎこちなさを感じるが、インストラクターに質問をしながら一生懸命に練習に取り組んでいる姿が印象的だ。
意気込みを聞いてみると、「よさこいに参加することが、お客さまとの会話のきっかけになっています。支店のある『梅ノ辻競演場』は取引先のお客さまが多い会場なので、特に気合が入っています!」と返ってきた。
一方、同じく新入行員で神田支店に勤める本那 理子さんは、よさこい経験者。
高知市中心商店街である「帯屋町商店街」の老舗こどもチーム「帯筋ジュニア隊」で小学生の時に踊っていて、その後は踊っていなかったそうだが、幼い頃に身につけた鳴子捌きが目を引く。
入行式の後の自己紹介の時から「よさこいを踊りたいです!」とアピールし、7月初旬からスタートした練習にも毎回楽しんで参加しているのだそう。
意気込みを聞いてみると、「業務中とは違う一面を見てもらい、四国銀行により親しみやすさを感じてもらえたらと思います。楽しんで、笑顔で踊りたいです。」と語っていた。
そして、新入行員の頃から踊っている踊り子さんが原 菜穂さん(写真左・よさこい咲都支店)と加地 茜さん(写真右・佐川支店)の2人。
▼▼▼初めて取材した2021年と翌年2022年の様子を掲載した記事はこちら▼▼▼
開催まであと2日!「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」に向けて練習が佳境を迎えた四国銀行よさこいチーム
今年は入行4年目となり、自分たちの発案で新しいチャレンジをしているのだそう。
それが、纏(まとい)。
※纏は、棒状の持ち手の先に提灯や装飾がついたもの。
練習の様子を見させてもらったが、女性2人と男性2人の纏が加わり、ダイナミックで力強い踊りが100名弱の踊り子からなる隊列の中でアクセントとなっている。
2人に言わせると「完成度はまだまだ」だそうだが、楽しそうな表情に見ているこちらも思わず笑顔になる。
それぞれの思いを胸に、練習に取り組む踊り子たち。
晴れの舞台となるよさこい祭り本番で、弾ける笑顔でみんなに元気を分けてほしい。
今年は今のところ雨や台風といった心配がなく、猛暑の中での開催が予想される。
踊る人はもちろん、見る人も水分補給はしっかりとして、暑さ対策をした上でお出かけを。
第71回よさこい祭りの日程
前夜祭:8月9日
本番:8月10日、11日
後夜祭:8月12日
文/長野春子