<同居の義母>家事の約束をやぶった「なにもしない……」孫の世話お願いしても習い事を優先【まんが】
これは数年前の話です。私は小1の女の子と生後2か月の男の子のママ。娘が小学校にあがるタイミングで、ひとり暮らしの旦那の母と同居をはじめました。
私たち一家は娘の幼稚園卒業と同時にここへ引っ越してきたので、近所に下の子を預かってもらえるような知り合いもいません。実家は新幹線の距離なので頼めません……。授業参観の日は下の子を預けていきたいけれど、唯一、日中頼めそうな人といえば……義母だけなのです。
赤ちゃんが生まれてからずっと我慢している娘のためにも、今回の授業参観の工作ワークショップは娘とゆっくり向き合えたら……と思っていたのです。でも案の定、義母に習い事を理由に断られてしまいました。
同居する前に「家事と育児を手伝う」と言ってくれた義母の言葉を信じて同居に踏み切ったのですが…… いざ同居すると義母は子どもの面倒は一切見ず、家事もほぼ全部、私に任せっぱなしです。 正直、今の状態では同居のメリットゼロ、ありがたみなしです。
こんなに近くにいるのに、困っているときに手を差し伸べてもらえないなんて……私は込み上げる感情を必死に押さえつつも覚悟を決め、学校に電話をしたのでした。
家族以外に話してみると……
迷惑そうな白い目をする人なんてひとりもいません。みんな「大丈夫?」と言って労わってくれました。
ママたちが共感し、励ましてくれたおかげで、かなり怒りもおさまってきました。 いろいろ迷いましたが、結果オーライで良かったです。しかし、帰宅したあとの義母を見て私は愕然としました……。
その後、帰宅すると「今日は忙しい」と言っていたはずの義母は、家でお酒を飲んで寝ていました。その姿を見て心の底から呆れました。
緊急事態発生!わが家の選択は
フラフラで立っていられません。さすがに今日は無理だと思い、義母に夕食の支度と子どもたちの世話をお願いしようとしました。しかし、義母は……!
私は床に寝そべったまま立ち上がれなくなってしまいました。そのまま朦朧とすること、小一時間。まだ夕方だというのに、パパが仕事から帰ってきました。
私は娘の意向も確認し、別居を選びました。とはいえ義母が何かあったときに、すぐに車で駆けつけられるくらいの距離へ引っ越すことにしました。
ひとつ屋根の下で暮らすのであれば、そこにいる大人全員で協力しながら生活していかないと、誰かに負担が偏ってしまいます。私にその負担を強いて、自分はすべてから解放されて、楽しく生活しようとしていた義母。ここで「別居」という道を選べて、また、それを夫が認めてくれて良かったと思っています。