「スタバ」でもおなじみの「スタンレー」のストロー付きタンブラーが好調でドウシシャの通期決算は64億円の最終利益
ドウシシャは5月9日、2025年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は1139億3900万円(前年比7.7%増)、営業利益は89億9500万円(同13.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は64億900万円(同10.8%増)と増収増益だった。
家電や家庭用品などを取り扱うセクションは「ゴリラのハイパワー」シリーズがヒットしており、売上高は637億100万円(前年比12.0%増)、営業利益は54億9200万円(同9.0%増)だった。また、アウトドアブランド「スタンレー(STANLEY)」などを取り扱うセクションは、売上高は470億3400万円(4.0%増)、営業利益は36億1800万円(24.8%増)だった。定番アイテムとなった「スタンレー」のストロー付きタンブラーのラインアップが拡充し、販売が好調だった。「スターバックス(Starbucks)」ではダブルネームのストロー付きタンブラーを販売しており、ブランド認知だけではなくアイテムそのものの認知があがった。真空二重構造ステンレスで保冷性に優れていることから、これからの盛夏に向けてさらに売り上げを伸ばしそうだ。
ドウシシャの2026年3月期の連結業績予想は、売上高は1200億円(前年比5.3%増)、営業利益は98億円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は67億円(同4.5%増)を見込む。